J (2.結婚)
7. 初夜 (10)
私の指は友美さんの胸から浴衣の帯へと移動して、、、。
友美さんは身体をずらし私が帯を解くのを助けてくれて、、、。
やがて友美さんは生まれたままの姿になったのです。
私もするりと浴衣を脱いで生まれたままの姿になり、 ふたりはまたふとんの上でぴったりと肌を合わせ、 お互いのぬくもりを感じ合い、そして、、、
お互いがそれを望んでいることを認め合うのです。
友美さんは仰向けになって目を閉じました。
私は彼女の閉じた瞼ににキスをして、 耳元で愛の言葉を囁いて、 唇にキスをして、
そして、
胸元へと舌を這わせるのでした。
、、
友美さんはすでに十分潤っていました。
私も十分に猛ていました。
いつでも、もう、いい、そういう状態にありました。
しかし、、、。
私がゆっくりと友美さんの胸を愛撫して、 その下の茂みへと舌を移動しようとした頃に、 私の脳裏に再びあの晩の記憶が蘇ってしまった、
私の“私自身”がものにならなかった、あの晩の記憶が。(参照こちら)
胸から茂みへと舌が移動する、
その間には、
友美さんのお腹がありました、、、
友美さんのお腹には子どもがいるのです、、、
妊娠して2〜3ヶ月は妊婦にとって非常に不安定な時期、 そんな時に果たして私は肉欲によって彼女を抱いていいものか、
考えまいとすればするほど、
、、、私は萎えていく自分を見出しました、、、。
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