J (2.結婚)
7. 初夜 (7)
湯から上がったふたりは互いに身体を拭き合って、
裸のまま抱き合いキスを繰り返す。
友美さんのほのかな甘い香りが私を包み込む。
もう我慢できないくらいに充実している私の私自身。
どうかするともうイッテしまうかもしれないくらいに、、、。
「、、純一さん、時間、、、」
ん、もう?、、、
時計の針は6時半を指していた。
・・
部屋に戻ると食事の支度が既に整いつつありました。
しばらくして女将さんが挨拶にきました。
そして料理の口上を述べはじめるのです。
友美さんはその間洗い髪を乾かしていました。 私はその後姿を見ながら女将さんの話に相槌をうったり。
内心、私は女将さんの話なんかどうでもよかった、 ただ友美さんの髪を乾かすその後姿に見とれていたかった、
、、そんな私の心のうちを見て取ったのか、 女将さんは早々とごゆっくりといって下がっていきました。
私はビールを注文しました。
2本。
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