日々の泡

2000年12月31日(日) 百合根のこと

百合根(ゆりね)って、あるでしょう。
お正月シーズン限定で売られてる野菜。慈姑(くわい)みたいに。
百合の球根って、鱗片状になってて、一枚ずつ剥がして茹でるの。
あれ好きな人、お友達になりましょう。
きんとんに入れるのが王道?らしいんだけど、私は
そのまま摘んで食べてると後を引いちゃう。
でも私の家族はあまり好きじゃないんだよ。つまらない。
ホクホクしたところが少し栗の実を思わせてもっと繊細な味と匂い(これも慈姑と似てる)、
もっと瑞々しくて「花っぽい」?ていうのか、ほんのり百合の香も確かにする。
根っこなのに、果物っぽい味わい。

それで思い出したけど、スペインはカタロニア地方の飲み物に、
「オルチャータ・デ・チューファ」(現地ではオルシャータ・ダ・シューファかな)
てのがあって、確かそれはユリ科の植物の根っこが原料だということだった。
ずっと前にスペインに行ったときの飲んだけど
カルピスみたいに白くて薄甘くて爽やかなジュースなの。
そういえば百合根のような匂いがしてたような気がする。

年末年始に、どうでもいい話題でした(笑)。
でも、今の時期しか手に入らないんだもんね。
余談だが慈姑は、芋類として薄切りにして揚げてもステキな味だよね。つうかツマミだよね。


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蟻塔

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