Christmas Seed
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2004年12月18日(土) |
クリスマスの映画「ラブ・アクチュアリー」 |
今年のはじめに、ロードショーを見逃した映画。 英国流の、ちょっとシニカルでコミカルな 大人たちが繰り広げるラブストーリー。
赤いリボンがオープニングを飾る演出は、 今放映されている日本ドラマ「ラストクリスマス」でも 使われている。
何せ総勢19人もの大人(子どももいる)が入り組んだ ストーリーで、中の数人は知り合いだったりするから、 2回観ないと混乱しそうな場面もある。
個人的には、ヒュー・グラントの首相と、丸ぽちゃタイプの女性スタッフが 気になった。アメリカのやり方にノーと言っちゃったりして、日本とは旗色が ちがうのもユニーク。
誰が主役というのではないのだろうけど、役柄的にも、このカップルと、 ポルトガル人のメイドに恋する作家カップルがクローズアップされている 感じはする。
それにしても、Mr.ビーンでおなじみのローワン・アトキンソンが 出ていて、しかも彼だけは恋愛と無関係、っていうのも微笑ましい。
19人すべてがうまくいくわけではなくて、ちょっと さみしいエンディングを迎える人もいる。
でもまあ、いいじゃない。 そういう気持ちになれるのは、全体に流れるビリー・マックの 「Christmas is All Around」のおかげかも。
若いだけが、恋愛モードじゃない。 恋愛だけが、愛じゃない。
クリスマスシーズンまっただなかで、 世間はちょっと、浮き足立ってる。 (マーズ)
「ラブ・アクチュアリー」(DVD)監督:リチャード・カーティス / ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン2004
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