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2005年03月06日(日) 車で溢れた世界。
去年の今日、焦りと操作ミスから人様の車に逆突した。
その日から車の運転を拒み続け、今日でまる1年が経った。
今朝、あれから1年経ったとか意識していたわけでもなく、 助手席に乗っていた車が玉突き事故を起こした夢を見た。 別に軽くぶつかっただけで傷も怪我もなく、 コミカルに、前の車もその前の車にぶつかる。 まるでドミノ倒しのように。
夢の中のあたしは、表情も変えず冷静で、 「あーあ」と運転手に言っている。
いや、心ではあの時の絶望感が蘇っていただろうか? そんな気もする。
シリアスな場面でなかったとしても、 車に対する恐怖心を煽るには十分な夢だ。
最近、夢に見る頻度や夢の中で感じる恐怖や不安は減ったものの、
事故を起こす夢、 事故に巻き込まれる夢、 事故を見た夢、 車が言うことをきかなくなる夢は頻繁に見る。
とくに一番最後が厄介で、 「自分には車を操作しきれない」、そんな思い込みがある。
車校に通っていた時から今まで一人で車を動かしたことがないし、 100%自分の操作でこのカタマリが動いているのだという事実を 飲み込みきれていないのだと思う。
私は、難しいことは実際以上に小難しく堅く考えてしまう。 きっとやってみたらなんでもないようなことなのだろうけど、 どうしても自分が信用できないし、車も信用しきれない。
…ドライバーさんたちって、 車乗るとなんか言葉遣い恐くなりませんか? 「あーもーそこのおばさんなにしてんだよ、行くなら行けよ!」 …みたいな。
一歩外に出れば車は道路に連なってる。 とてもたくさん。 大学の中もたくさん。
何でぶつからないの? こわくないの? リスクは恐くないの?
私は列を乱す人間だもん。 絶対何かやらかすもん。
車に乗れなきゃ困るのは分かってる。 独りの大人として、 他の人に運ぶのを頼んでばかりじゃ迷惑だ。
でもこわい。
いつかパオを乗り回したいという夢も、 このままじゃ空想物語だな…。 車をちゃちゃっと運転できるかっこいいヒトになりたかった。
7日3:49
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