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2005年03月04日(金) 負い目。
ありえないな。 あの人が私を特別に見ることなんてありえない。
とても寂しいけど、 これでいいんだ、とも思う。
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今の私はないものねだりで、 (ていうか、人間自体ないものねだりで動く生き物だと思われ。) 長い間一人で過ごしてきたから、 誰か、拠りどころが欲しくなったんだ。
でもきっと、それがかなった瞬間から、 また「独り」へ逃げ出したくなってくると思う。 まぁ実際なってみないと分からないけど、 数年たった今も私の本質が変わらないなら、そうなるはず。
拠りどころが欲しいと思うと同時に、
世間一般が当たり前のように、 「男と女でペアになって寄り添いあって生きる」 という型にはまる人間になりたくないという意地がある。
傲慢以外のなにものでもないけど、 誰にとっても「自分」は特別で唯一の存在。
私にしてみると、 「恋愛なんかに頼らなくたってやっていられるんだ、 私は他の人とは違うんだ。 当たり前のことができなきゃいけないなんて決め付けられるのは御免だ。」
自分を正当化して許したいだけ。
私は、「幸せになりたい」ではなくて、「幸せでありたい」。
…それよりももっと、幸せでなくても、 どうしても嫌なことだけは避けて、 乗り越えなければいけない場が一生来ないように、と願う心がある。
だから、人が集まる場は怖い。
親だろうと恋人だろうと、 その時は置いて逃げ出すしかないし、 家庭を作ることも望まない。
いくら自分を正当化したって、 やっぱりフツウじゃないんだということにかなり負い目を感じている。
こんな自分はおかしい。 こんな自分は愛されない。 こんな自分は許せない。
隣を歩いていても、辛くなる。 離れていくのは仕方が無いこと。 引き止める権利は無い。 私は決してでしゃばるな。
独りになるのは逃げだけど、 独りになるのは迷惑かけないから。
恋なんかしたって、辛いだけだ。 色んな心が邪魔をして本気になれないのに、 それでも心は人を追う。
分かり合えるはずなんかないのにね。
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