サさんの誘いで、サさんの知り合いのデザイナーさんとセさんとリちゃんとナくんとでワイワイ飲む予定が、私とナくんしか集まらず。中目黒でおされに飲むはずが場所も変更、高田馬場の「清龍」と「甘太郎」をはしごしてやけ酒(でもないが)。
サさんは背が高くてスマートで、服の趣味も良いので当初は「カッコイイ!」などと油断していたが、やはりナくんと仲がいいだけあって、ただ者ではなかった。彼の作った紙粘土作品を見せてもらったが、とりあえず何を表現したいのかが全く分からない。「心の目」なるものを抽象的に表現しているらしいがただの丸い塊。目玉のおやじ。というよりまず、30過ぎて紙粘土っつうところがかなりキている。
へんな占いの本持ち歩いてるし。私とナくんの結婚時期を「6月か8月にしなさい」と言っていた。顔もキャラクターも鏡リュウジっぽい雰囲気が少しあるので、その方向で食べていくことを勧めた。
私は人生で何度か、こうした「あなた、顔がかっこよくて良かったね。そうじゃなかったら、かなりヤバい方向に人生進んでたよ」という人に会ったことがある。学生時代もモテたんだろろうからもっと違う方向に生きる道を選んでも良かっただろうに、と哀れにも思うが、そうでなければこうして仲良く清龍にいることもないんだろうからまあいいのかもなあと思って帰ってきた。
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