2007年01月03日(水) |
Bonnie Pinkという生き方 |
高校生のときに2カ月くらいお付き合いした男の子が、ボニーピンクというシンガーソングライターの存在を教えてくれた。髪の毛がピンクで、おしゃれなその人は、切ない高音で英語を上手に歌った。
私が初めて買った彼女のCDは、『evil and flowers』だった。ミニスカートの制服とルーズソックスで、浦和駅まで高崎線に乗った。私の通学の朝は、いつも表題曲のピアノの音から始まった。
紅白歌合戦のテレビで、彼女を見た。「今年を代表するアーティスト」と紹介されたボニーは、8年前のあの頃から変わらず、淡々と、自分の音楽をしているように見えた。自分で決めてきた人の強さだ。
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