2007年01月02日(火) |
あけましておめでとうございます |
あけましておめでとうございます。喪中で年賀状は出せないため、実家でのんびり日記を書いています。
今年の年末年始は、北海道(札幌、帯広、中札内村)で過ごしました。
札幌では夕刻にsmちゃんの家にお邪魔して、お寿司やsmちゃん手作りの角煮をいただきました。彼女の部屋には幸せが満ちていて、なんというか、「透明だったね。いいね」と友人と話しながら帰ってきました。
幸せが満ちているというのは、たとえば古いいすの上に絵本が重ねて飾ってあるとか、羊のぬいぐるみがシンプルなベッドの横にそっと置いてあるとか。おしゃれで上品なんだけれど、それが彼女の潔く優しい、ゆったりとした人柄のおかげでいやみなく存在している。居心地がいいのです。彼女はこの世界で大切なことが何か、そしてそれらがそれほど多くないことに気づいている、数少ない人だと思います。
札幌のカフェにも、何件か寄りました。事前に調べてあった「雑貨喫茶十一月」は年末のお休みで、大変残念な思いをしましたが。時計台のそばの「北地蔵」はおじさんやおばさんが多くて落ち着いた。新聞が置いてある喫茶店が私は好きなのです。
帯広では「ばんえい競馬」を見物に行きました。
ばんえい競馬って知っていますか? 馬が重いソリを引いて競う競馬です。北海道が世界に誇る、文化遺産なのだそうです。最近存続が危ぶまれていましたが、ソフトバンクの資本が入ることになって、なんとか続くことになったといいます。
私がこの競馬の存在を知ったのは、映画『雪に願うこと』がきっかけでした。北海道の美しい自然と白い息をはく馬の映像が頭に残っていた。今回は「競馬場だけでも見られれば」と思っていたのが、なんと元旦から競技が行われることを知り、飛び上がって喜びました。
私も競馬新聞片手に2000円かけてみました。なんと、「単勝」(1位の馬を当てる)があたり、1000円が5600円になりました。最終的に6000円ももうかりましたよ。ビギナーズラックというものでしょうか。
そんなこんなで、今年も始まりそうです。今年の目標は、 「早寝・早起き」 「100万円貯める」 です。 あとは、目標じゃないけどヴェネツィアに行きたい。須賀敦子のエッセイで知った、ウンベルト・サバの詩集も読みたいと思います。
今年もどうぞ、よろしくお願いします。
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