2006年10月27日(金) |
グロテスク、同志、逗子 |
日記を書く気になった。
■本
ようやく『グロテスク』読了。あ〜面白いっ。非常に後味のよい小説でした。小中学校時代お勉強を頑張った、働く女子は読むべきだと思う。それにしても、「働く女性=肩肘張っててツカレテル」って感じのイメージは、いつになっても消えないのかしら。
星野博美『のりたまと煙突』。装丁やオビの文句、「戸越銀座出身」というキーワードから予想していたのとは全く違う尖った作風(エッセイだが)の人だった。『転がる香港に苔は生えない』も読んでみよっと。須賀敦子の全集を文庫で購入。この作家も初体験。本屋はいくらでも新しいことが転がってて面白いなあ。
■女の子のブログ
相変わらず好きな通信社勤務の女の子の日記に、「頼まれて書いてやった原稿について余りにしつこく礼を失した態度で電話をかけてくる本社の記者(といってももう50近いおじさん)に腹が立って、向こうがねちねち話している間中、受話器を離して別の原稿を書き、静かになったので「忙しいのでもういいですか」と言って電話を切り、その後のメール二通を完全に無視した」とあるのを見て、夜中にくすくすと笑う。私もこんなことしたい〜などと思って。北海道のあなたを勝手に、同志だ!なんて思う。インターネットがたまに、好きになる。
■逗子暮らし
モデルの田辺あゆみは今、都内を離れ逗子暮らしだそうだ。雑誌で読んだ。はああ。おされ。根本きこさんはじめ、最近スローライフ系、カフェ系な人たちは皆、湘南へ引っ越しているみたいだ。そんで子どもを産んで、スローに仕事と両立させてる感じ。
ああー、私も江ノ島に古い一軒家を買って住みたいなあ。海のそばの一軒家なら持ち家でもいいなあ。でも神奈川って何の縁もないしなあ。古い一軒家っていくらするんだろう。縁側のある家が良いなあ。……年収300万円(以下)OLの私の頭を、ほくほくと妄想だけがめぐるのだった。
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