2002年08月04日(日) |
キーボード、眼鏡、ピンポン |
今日は久しぶりにどん底に落ちていて (という人に限って大したことないから大丈夫なんだけどね) 誰にも会いたくなかったので 夕方の四時までずっと眠っていた。 だけど目が覚めて、 「私はいつまでこんなことを繰り返すんだ、馬鹿」と 思い直し、 やらなきゃいけないのに溜まっていたことを片付けることにした。
眼鏡をなくしたので新しいものを作る。 キーボードを買う。 洗濯して部屋を掃除する。
とても簡単なことなのに出来ない時は本当にできない。
眼鏡は5000円で作れる店で買ったから 30分で手に入った。 ごめんね、アラン・ミクリじゃなくてー。 キーボードは新宿のヨドバシで。
帰りにテアトルの前を通ったら丁度 「ピンポン」の上映時間が近かったので見てから帰ることにした。 一人で映画見たの初めて。
期待通り良かった。 映画でも泣いた。 何度も漫画を読んでいたせいか、今回は違う視点から見えた。
私は、ペコでもスマイルでもない。 アクマだ、と思った。
「それはアクマに卓球の才能がないからだよ 単純にそれだけの話だよ 大声で騒ぐ程のことじゃない」
「飛べねえ鳥もいる」
「凡人にしかみえねえ景色もあんだよ」
スマイルは幸福だ、と私は思う。 その上かっこいいとも思う。 憧れる。 でもスマイルはそんなこと言われるのを望んでるんじゃないし、 才能を持つ幸福やかっこいいって誉められることに価値があるなんて 思っていないのだろうけど。
でもやっぱり、一番の救いはペコかしら。 「I can fly!」 「飛べる!」
何もかも私の期待であり、過剰な思い入れに過ぎないと 笑う人がいても、 私は絶対に飛べると信じたい。 飛べない鳥ならペコの背中に乗ってでも。
帰宅してからスーパーカーの「highvision」で踊った。
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