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2005年04月12日(火)
クイーン再来。

一時おさまっていたエラリークイーン熱が再燃しました。
「第八の日」
わたしは宗教的な土台をどこにも、微塵も持ち合わせていないのだけど
第八の日はとても楽しめた。小説として。
これはでも、好き嫌いがはっきり分かれそうな作品だ。

物を書く人というのは、とても沢山のことを知っている。
それがちゃんと知識で、すごいよなぁ。
わたしはかれらの引き出しが好きでたまらない。
「盤面の敵」をこれから読もうと思っています。
いっぱい読みたいのはあるけれど、手に入れるのがなかなか難しいですね。

そう思っていたら、母がいろいろ買ってくれました。ネットで探して。
親子で趣味が一緒だといいですね。
母:「やっぱり親子だなぁ」だって。
母はシャーロックホームズから外国ミステリにはまっていった模様。
クイーンはほとんど読んでるみたいなんですが
つられて再び読んでいます。

クイーンの何を読んで何を読んでいないのかちょっとこんがらがったので
昔の日記をひっぱりだして調べました。
(スケジュール帳にずっと日記をつけているのですよ)
全部記録してあった。(因に映画も記すことにしている)
ちゃんと感想なんかも書いてあっておもしろかった。
過去の日記とかってあとで読み返すとおもしろいですよね。

ちなみに「かもめのジョナサン」の感想

 つまらん。うけつけん。

「変身 (カフカ)」

 おもしろい。この人の感じ、好きかも。
 異質なんだけどサラっとしててなんか良いよ。お好み。

なんだこの稚拙なメモ書き。。。


この前クイーンの古本をネットで探していたのだけど
ふとしたきっかけで外国のミステリー小説について熱く語っている
サイトを発見しました。
クイーンはアメリカではあまり人気がないとか
日本人は外国のミステリを読まなくなったとか
シドニィシェルダン読むくらいならどうだらこーだらとか
まあいろいろ書いてありました。
んで乱歩は以外と人気だったような。
若い人でも乱歩を好きな人がいて嬉しい、とか
乱歩すら知らないやつがいる、とか書いてあったのですが
乱歩くらい歳関係なく好きだよ!
知らないなんてことあんの!?と思ったのですが・・・
案外そうなのかもしれないですね。


日本人があまり外国のミステリ小説を読まない、という事は
知らなかったのですが
言われてみれば売ってるもんが圧倒的に少ないですね。
クイーンなんかいろいろあって当たり前だくらいに思っていたのですが
実際はX、Y,Zがあるだけか、そのうちの1冊があるだけか
国名シリーズが2冊ほどあるだけか。
どうも、日本人のミステリの方に
趣向は傾いているようです。
アガサクリスティでも案外少ないもんなぁ。
テレビとか、アニメでもやってるくらいなのに。

そうそう、今はアガサクリスティも読んでいます。
彼女は少し
クイーンに比べると薄くて甘い感じ。
そこもひとつの魅力だけれど。



「黒衣の花嫁 (ウール・リッチ)(有名らしい)」

 なんつーの、こう。手は使ってるのよね。
 でもダメ。なんかその使い方があざとい。
 どうにも引き込まれなかったわー

「顔 (エラリー・クイーン)」←わたしの初クイーン。

 エラリー・クイーンってこんなにおもしろかったんだ!
 推理小説ってこんなにドキドキするんだ!おもしろいよ。
 あっという間に読んだ。
 なんかムダの無い肉付けと言いまわしが好き。
 いやー、おもしろかった。
 f a c e ね。 日付ね。 日付のなさ。 スゴイ。