原色の色あでやかな背景に描かれる世界。 その色より更に印象深いその 構図の中の女性。
一度見たら忘れられない自画像の女性 フリーダを初めて写真で見た時から 一体どういう画家なのだろうと 興味を持ちました。 この作品でフリーダの一生を 知ることになって 作品以上にその数奇な人生に 見終わった晩 夢に見てしまいました。 フリーダの眉がつながった容姿と 毅然とした姿を。
フリーダ演じるサルマ・ハエックが まるで写真の中から抜け出した ようにそっくりでびっくり。 (同じく「真珠の耳飾りの少女」の絵も そっくりだったなー)
フリーダにとって一生を共にした壁画家の巨漢の夫 (なんて書くと若村さんをちと思い出しますが。。)I ディエゴ・ベラの存在もほんと 体以上に大きいです。 芸術家同士が、互いを尊重しあって生活するには あまりにも過酷な世界。
過酷な現実と幻想的な フリーダの作品が、動き出すような映像は 余韻が残ります。
で、同じく画家をテーマにしていながら その物語は対照的な 「真珠の耳飾りの少女」の感想につづく。
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