最初CMで見たときは、ラストサムライって トム・クルーズのこと?アメリカ人なのに? なんてとんでもない勘違い女でしたが。 すでに賞候補となっている 渡辺謙の勝元のことだったのですね。ほっ。
もともと幕末時代が大好きな私。 最初のトムが横浜港に入港するシーンは感動。 暇さえあるとセピア色に映っている写真を見たりしていたので そのままあの写真の世界が動いている。すごい!! 1870年代の再現を 忠実に目指していたというだけあって、 かなり力が入ってます。 服装や武器なども、下手な時代劇より よっぽどリアルで、勿論お金のかけかたが違うけれど、 ハリウッド映画ということを一瞬忘れそう。
注目されている戦闘シーンでも、 思わず函館戦争で、土方さんが馬上で鉄砲に撃たれて落馬した姿を 重ねてしまいました。すみません、妄想しすぎ。
ちょっとロード・オブ・ザ・サムライ なんて見ていて想像しちゃうほど 迫力あるシーンが展開されます。 やっぱり馬はすごいよな。 官軍わかりやすい衣装だな(笑)
大村演じる原田眞人監督がほんとにくにくしい演技でした(笑) また天皇演じる中村七之助さんの声が 頭に響いてくるようで、勝元と対象的でしたね。
個人的には、時代劇大ベテランの福本清三さんとトムに もう少し、面白いからみがあったらよかったなあ。
一緒に行った家の人は 「小雪のへっぴり腰でくわを持つ姿は、どうにかならのかな」 って。そんなところまで見てないって(笑)
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