あずきの試写室

2003年09月24日(水) 「刑務所の中」

花輪和一さんのあの細かく、不気味という感じの絵柄が
頭に焼き付いてしまいそうなほどの
インパクトの原作が、
映画化されたらどうなったかな?
と思ってみたところ。

真面目にすればするほど
かなり笑える世界が展開されていました。
刑務所の中が、過ごしやすかったら
いけないと思いますが、
映画の中の世界は、規則は厳しいけれど
食事は美味しく頂いてるし
時に就寝時は修学旅行みたいなのり(笑)

とくに手先が器用な花輪さんのような囚人は
手作業が多く、作業する姿も
なんだか楽しそう。

でも、なんといっても原作と同じく
食事のシーンが多く、
絶対美味しくないだろなあと思ってしまいそうなものも
美味しくみえるところがすごい。
だって、普通くさい飯を食うなんて
云われているのに。
まるで高級料亭が作った和食みたいに
おいしそうに空想しているんだもの。
でもなあ。パンにあずきとマーガリン。
あんパンといえば、あんパンなんだけど。。
最高に楽しみにするほど、美味しいものなのか。。むむ。

囚人を演じるみなさんも、演技派で固めているので
安心な出来栄え。
淡々とした生活が流れて行くだけなので
ドラマチックなことを期待してみたら
脱力するかも(笑)
コーラとアルフォート(チョコレートクッキー)の
組み合わせは、私も試してみようかな。
2時間で全部完食は無理だけど。
って刑務所の中というより
冷蔵庫の中って感じなほど、食べ物が焼き付いちゃったのでした。


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