あずきの試写室

2003年09月12日(金) 「デス・フロント」

どうしても、主演が「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベルだったので
その点に注目されそうですが、
実際それだけ(大失礼)といってもいい感じでした。。。

戦争アクションと怪奇現象の融合が生んだ新基軸ホラー
うーん、なんだろなっ
なんて感じですが、確かにそのままでした(笑)
舞台は、戦場。
敵になるドイツ軍。
しかし、一番の敵は、自分の中にある恐怖心といってよいもの。
その恐怖心を煽るお化け屋敷のような塹壕。

出て来る10人の兵士たちは、どのメンバーも
結構個性が強い俳優が演じているのですが
なんだか画面が暗く、泥だらけの人が多く(笑)
ちょっと区別がつきにくかった。うーん。
勿論ジェイミーは分かりますが。
あ。印象的な暴力男を「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムを演じた
アンディ・サーキスが演じていますが、いやな奴になりきってます。

怪奇現象部分は、それほど怖くないのですが
結構甘いところがなく、情け容赦ないです。
普通ここは助かるよなーなんて場面でも
遠慮なくいってしまいます。
ある意味潔いかも。

ところどころ、ホラーとしてこういう発想は面白い!
なんて思うところもあるのですが。
全体的には、なんだかです。むむむ。
戦争はいけないことだがテーマとか(違いますね)

見終わった後、パンフレットが300円というので
安い!!と思って購入したら。
ポスターの二つ折りじゃん!チラシといってもいいかも。
そのパンフレットが映画を物語っているとは云いませんが、
もう少しちゃんとしたパンフレットを作って欲しかったなー。
ジェイミーがかわいそうじゃない!
といいつつ、もし「リトル・ダンサー」を先に見ていなかったら
あまり印象に残ってなかったかも。。。ごめん。。ジェイミー。


 < 過去  INDEX  未来 >


あずき [HOMEPAGE]

My追加