あずきの試写室

2003年07月21日(月) 「ゴースト・フロム・ダークネス」

暗闇ってなんだか怖いと思うのは
子供の時もそうですが、
大人になってもそうなんですが。
それってただの怖がり。
それとも想像力旺盛なせい?

でも、子供の時は怖いと思うのは万国共通なようで
この作品の主人公デールも
暗闇にはゴーストが潜んでいると信じて
不眠症にまでなる始末。
で、そんなに暗闇が怖い彼がお兄さんと
二人で留守番をしている時に限って
停電になるのですが。

はい、話としてはすごい展開がある訳ではなく
ホラー映画としては
それほど怖くありません。
確かに暗闇に何か潜んでいるという
感じは、自分もわかるので(わかるのか!)
ちょっとぞくぞくする感じはあるのですが。
いかにせん、その潜んでいるゴーストが
某悪夢に出て来る御方に似ている気がして(笑)

といっても、ほぼ1時間に渡って
兄弟二人で悪戦苦闘する
一生懸命な姿はある意味感動ものです。
低予算で、家の中だけで行われ、
しかも登場人物が極力少ない
という設定でいかにあきさせずに
見させるかという点では、
成功していると思います。

でもホラーとしてみると
どうしても、二番煎じという感じがしないでもないのが残念。

弟の暗闇を作らない様作った
戦闘スーツ(というのかな)はなかなかの力作。
戦隊物を連想しつつ、
一瞬八つ墓村を想像しちゃった私は
今日も小さい蛍光燈はつけて
寝る事にします。
光りあるところで見えないものは
闇でもみえないのだ。
デールと一緒におまじないを唱えておこう(おいおい)


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