あずきの試写室

2003年07月24日(木) 「フィアー・ドット・コム」

ドット・コムがついているということは
ネットが舞台!なんてすぐ分かりますが
「リング」のビデオがネットになったような
「回路」の怪しい雰囲気をちょっとぱくってる?
なんて思ったりの
日本映画のオマージュ作品とうたっているけれど
そのまま(笑・・失礼)と感じてしまうような。
全体的にチープな作り(大変失礼)

なにしろ、画面がずっと曇っているような
くらーい雰囲気が、怖いというよりも鬱陶しい。
で、イメージ的に怖く見せようというシーンが
これまた怖いというよりも
幻覚を見ている様な嫌な感じ。

物事を暗示しているような
白い髪の白い服を着て、白いボールを持った少女が
大昔の「世にも怪奇な物語」の
3話目に出て来る少女とそっくり!
なんて見た人はきっと思う筈。うーん。

ハリウッドホラーのからっとしたところを抜いて
日本のちょっとじめっとした雰囲気をミックスした
わりに怖くなかったという感じでした。

「TATARI」のウィリアム・マローン監督。
デジタル技術を駆使するより本来の怖さを追求してください。
って何様発言。大変失礼しましたが。
ホラー映画ファンからのお・ね・が・い♪
(可愛く言ってもだめなほどの辛口感想。。)


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