| 2003年07月15日(火) |
「Jam Films」 |
7人の監督がそれぞれの持ち味を生かして作られた 10分弱の短編が集まった作品。 先日見た「怪談新耳袋」が劇場用に お金をもうちょいかけて作られた という感じといったらいけないかな。 (あ。全然この作品はホラーじゃないです)
7人の監督は、名前はぴんとこなくても 作品のタイトルを言われると あ。見た事ある!と思えるほど 一般にも知れ渡っている監督です。 だからこそ、個性がいかに生かされているかが ポイント。 みんな似たような短編じゃあ意味がないよね。
ジャンルはばらばらなら、アプローチの仕方も 勿論違いますが、 どの作品も出て来るとにやっとしてしまう 俳優を使っているので、入りやすいです。
といっても、さすがに7編全部好きかというと これまた個人的趣味に走って 中では 行定勲監督「JUSTICE」と 岩井俊二監督「ARITA」 「HIJIKI」の堤幸彦監督の発想はなかなか好きです。 果たして飛ばしちゃう人いるかな(作品の前に出る注意書きに注目)
「JUSTICE」の妻夫木くんの演技もさることながら 1人授業に入り込んでしまった生徒が個人的にツボ(笑) 確かに変な奴だよなー。
その他、山崎まさよしさんの自然な演技や 筒井康隆さんの。え。筒井さんてこんな感じだったっけ? なんてちと驚愕の(笑)演技ありで、 なかなかお得な作品。 肩の力を抜いて、見るのがいいですね。
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