あずきの試写室

2003年06月23日(月) 「ストーカー」

今日写真屋さんに行ったのですが、
もしこの写真を何枚もコピーして
部屋に貼っていたと想像したら
確かに怖いかもなー。
なんてふと思いつつも、
作品自体はあんまり怖くないです。

世にストーカーあれど
まさか家族単位でストーカーするケースって
あるんだろうか?
主人公サイ(ロビン・ウィリアムス)は
写真屋さんに勤務。
そのお客さんのヨーキン一家の一員に
なることが夢。(なんか愛想のない説明)
孤独な男性の、寂しい妄想といったら
それまでなんだけど、
なんでそこまでヨーキン家族になりたかったのかが
いまひとつ不明。

サイがなんだかとってもお年寄りに見えちゃって
悪役というより、しょぼいおじさん状態に
ちょっと悲しかった。悲哀漂うロビン・ウィリアムス。

とにかくこの邦題が全てをぶち壊しそうな勢いです(笑)
原題「One Hour Photo」のほうが良かったなあ。
でも、インパクトがないということか。。。
ちょっとびっくりだったのが
子供が欲しがっている「エヴァンゲリオン」のフィギュア。
ちゃんと日本語で「新世紀エヴァンゲリオン」って。
思わず「残酷な女神のテーゼ」を口ずさみそうになりましたが(笑)

それはおいといて
ヨーキン=Your Kin(あなたの親族)という言葉を
かけているということですが。
そこまでこだわっているのなら
最後のサイの行動。
もう少しどうにかならなかったのかなー。
親戚のおじさんだったら、ああいうことはしないはずだ!
なんて力説してもしょうがないんですけどね。

ただあれこれ妄想しちゃうサイの心境は
ちょこっとわかる気がした私も
ストーカー予備軍か!やだやだ。




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