チャン・イーモウ監督しあわせ3部作の 第3部目となる作品です。 (なんかすごいネーミングですねーしあわせ3部作)
「あの子を探して」「初恋の来た道」と すっかりチャン監督作品にめろめろ(古っ)に なった私ですが、さっき見終わって 前2作品とはだいぶ路線が違っていました。 が、チャン監督 さすが物語のツボを押さえていて 見始めたら、その世界に入り込んでしまいました。
主人公を演じるチャオ・ベンシャンを始め なんだか恰幅の良い方々に囲まれて 新人ドン・ジエちゃんが ただでさえ、ほっそりしているのに よりか細く見えて、思わず 支えてあげたーい(何者?) でも頼りない手なら、握らないぞと 構えてしまいそうなほどの眼差しや 見開いた見えない瞳から ぽろぽろ流れる涙は 胸にきりきりきます。
台本にこだわらず、読み合わせの後 台詞を役者で取捨選択したという 方法が功を奏して 工場の同僚の みなさんとのシーンは ほんと仲良くて、 失業中の身の上なのに 深刻な状態を笑って飛ばせそうな雰囲気。いいぞ。
最初盲目の少女と失業者の男性という シチュエーションから、 笑える映画というイメージが全くなかったのですが、 前半のドタバタは まるで吉本興行の舞台劇のようで かなり笑えました。
正直ラストシーンについては 私としてはちょっと欲求不満。 でもただ笑えるだけの 映画にしたくなかったのかな。
ドン・ジエちゃんの次の作品は 聾唖者の役との事ですが、 チャン・ツィイーちゃんに続いて 人気女優の道を進めるといいですね。
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