日記
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2001年09月25日(火) |
冨永愛 / 『イル・ポスティーノ』 / 洋楽 |
そういえば1週間以上前、神奈川県の某駅ビルで、 スーパーモデル(?)の冨永愛を見掛けた。 (シャネルのショーに出たり、爽健美茶やコニカのCMに出たりしてる人。 今春高校卒業したばかりの弱冠19歳。)
背が高い、とか、手足が長い、とか、顔が小さい、とか、 そんな次元の問題じゃなくて、
私が普段認識している「人間」という形とは全く異なる物体に見えた。
(失礼??笑)
なんかね、光ってた。 下半身はパンツ、上半身は所謂「金太郎ルック」ってやつで、 (1枚の布を、背中の2箇所で縛っただけの非常にシンプルな装い。)
多分「普通」の感覚で考えると、「細すぎてキモチワルイ。色気無し。」って感じ なんだけど、何故か、色気、とは少し違う ありがちな表現だけど オーラ が漂ってて、 背中もとても綺麗でした。 口開けて見詰めてたアホ女はこの私。(&友人2名。)
さっき、帰宅途中フラッとTSUTAYAに寄って、 ふと、突然思い出した 『イル・ポスティーノ』 探したら すぐに見つけられて嬉しかった。 嬉しかったから、なんとなく借りてきた。
私は普段ビデオ借りてきて一人で観るって事が殆どありません。 理由は、 面白い(所謂娯楽性の強い)映画は、誰かと観て一緒に笑いたいし、 悲しい、或はとても考えさせられる内容の映画は、一人で観たくて でもとても観たいけれど観た後の精神状態が大きく揺さぶられたりする 軟弱な精神の持ち主なので、 なかなか。余程気が向かない限りは。 しかもビデオって借りるのはいいけど返しに行くのがだるい面倒臭がりな私。
何で突然 『イル・ポスティーノ』 なのかは良くわかんないけど、 高2の音楽の時間に観たんだよね。懐かしいね。 そういえば『ライオン・キング』も高2の音楽の時間に観た。
その音楽の教師はなかなか最悪な奴だったけど、 ビデオの選択は奴の趣味にしてはとてもよろしかった。
どう最悪かっていうと、 不細工でデブでしかも「自分はいけてる」とか思っちゃってて 「俺はこの間東京の何処何処のバーに行ったら芸能人の誰々に会った」とか 言い出す田舎者の勘違い野郎、の典型みたいなオッサンで、 しかもね、あからさまに差別とかすんの。 私とかには、 「○○サン達は普段どんな所で遊んでるの? 東京と違ってこのへんは何にも無いからつまんなくない? カラオケでは何歌ったりするのかな?俺はね〜〜〜〜(続く)」 とかなんとか鬱陶しく話し掛けてくるし、
授業で、 【各自、好きに数人のグループを作って、好きな曲を発表しあいましょう!】 みたいな事をやらされて、 うちらは男女7人のグループで、 「だるいから大地讃頌(中学でやるからみんな知ってる。)あたりで お茶を濁しとこーぜ。」 ってなって、とりあえず適当に練習してたら、 (でもみんな中学でやってきてるからほぼ完璧。笑) ちなみにピアノ伴奏私だったんだけど、 いきなり奴が飛んできて 「もっとアレンジして、こんな感じにしたら面白くなるんじゃないか〜?」 とか言い出したり、 (私はアドリブの効かない人間なんでそれは無理。) 「そんなつまんない曲より、こういうのはどうだ〜〜?」 とかいろんな洋楽勧めてきたり。おい、お前の趣味だろ。
で、あんまりうるさいから、
「あの〜、せんせ〜〜、いいかげんうざいんですよねぇ〜〜。 じゃましないでほしいんだけど〜〜。」
って、精一杯(自分なりに)穏やかに切れたら、 いきなり黙っちゃって、 いきなり職員室帰っちゃって、 次の週の音楽自習になってた。 (ごめんよ。)
だってだってそういう年頃だったのよ〜〜〜。
でもね、嫌いな生徒には、ほんと知らんぷり。 所謂オタクっぽいのとか、あからさまに毛嫌いしてんの。 そりゃ、教師も人間だけどさぁ・・・・・。
【各自 ・・・・・・ 発表し合いましょう!】 の時だってさぁ、 やっぱそういう時、「組む相手がいない」人って絶対何人かいるじゃない? でも、完全無視。 そのうち、そういう子同士でくっついてたりしたからいいかもしれないけど、 グループになってからも、絶対自分からは話し掛けてなかったし・・・・。 あと、 2年生までの音楽は3クラス合同の選択授業だったから、(他に美術と書道。) 違うクラスの人だったんだけど アサ○ラ に超そっくりな男がいて、 みんな影で「ショーコー」って呼んでたんだけどまぁそれはいいとして、 ショーコーが、 「先生、僕これを歌いたいんですけど・・・・」 って、アニメのCD持ってきたときにも、 (確かエヴァンゲリオンだ。)
「オレはこーゆーの、全然わかんないから。」 とか、 「こういうの、恥ずかしくないのかー?」 とか、 教師のくせに、そんな事ばっかり言って思いっきり引いてるの。
ショーコー、超オドオドしながら「デモ・・・デモ・・・」とか言ってて。
で、私的には、ショーコーはどーでもよかった(当たり前。)けど そいつに超腹立って、
「せ〜んせ〜。先生は教師なのにそんな態度は良くないと思いま〜す!」
って大きな声でいったら、 なんかそいついきなりショーコーに謝りだしてるし。(なんなんだ)
とにかくなかなか人間的に最悪な奴だったんだけど、 っていうか、どうしてこんなくだらない事思い出してだらだら書いてるのか 自分でもかなり意味不明なんだけど、 とにかくここまで書いて、どうしてもその教師の名前は思い出せません(笑)
【各自、好きに数人のグループを作って、好きな曲を発表しあいましょう!】 の時にはそいつ、よせばいいのに、
ギターで弾き語り
なんか始めちゃって。おいおい、あんたも発表すんの??
名前、確か田中とか鈴木とか佐藤とか、そんな感じのだった気がするんだけど。 まぁとにかく最悪だったけど、 『イル・ポスティーノ』 観せてくれた事だけは、 ありがとう、と言っておく。
でも、『イル・ポスティーノ』観る度に 上記のような思い出が頭を駆け巡るのかと思うと、
何だかとても、 やるせない。 ・・・・・ふぅ。
高3の音楽は、完全に選択授業のうちのひとつで、 つまり殆どの人間が、英語とか数学とか取ってる時間に 学年のごく少数の人間が音楽or美術を選択していたに過ぎないので、 学年250人以上いるうち、10人位しかいなかったのよね。 つまり受験からは限りなく遠ざかってる人間の集まりね。 数少ない、専門学校に決定組とか、就職決定組とか。 何で私が混ざってたのか、これは自分でも今となると謎なんだけど???
とにかくそんな感じだから、基本的に自習が多くて、 だらだらしていて楽しかったなぁ。 音楽室の、恐ろしくボロい、そして調律してなくて音外れまくりの グランドピアノも、懐かしいなぁ。
普段の生活の中で、 「郷愁に浸る」「昔を懐かしむ」「あの頃に帰りたいわ」 なんて思ったりする行為は嫌いなので、 (特に、友人と逢ってる時とかね。なんかババ臭くて嫌だね。 あ、でもね、昔住んでた場所に帰った時とかは別ね。)
せめて、こんな日記の中だけでちょっとだけ浸らせて。
私は英語が大嫌いですが、(全く喋れません) 私があまり洋楽を聴かないのは、決して英語が出来ないからではありません。 (っていうか、英語全然ダメでも洋楽大好きな人っていっぱいいるしね。)
ステキな曲を、お店とか、友人の家とかで、 聴いて、「いいな」と思っても、 まずバカなので曲名が憶えられません。 ついでに歌手の名前も憶えられません。 結局バカって事ですが。
だから我が家にある洋楽のアルバムは、計5枚のみ。
中学生の時に買った(笑。何故まだ持ってる??)マライア・キャリー が2枚。 何故か友人がくれた 『TITANIC』 のサントラ・・・・・・。 (これも洋楽に入れてよいものやら・・・・・・大いに疑問ですが。) あとは、Enya、Bjork、の各1枚。
邦楽は、詞が好きで、(曲も勿論好きなんですけどね。) 共感したり、感動したり、日本語の世界が凄く好きなわけですが、
洋楽って、詞が解らない分、曲がダイレクトに頭の中に流れてきて、 その感覚はとてもとても心地良いものです。
ちなみに私はパンクとか、ウルサイ感じ、激しい感じの音楽は苦手。
結局 『 歌姫 』 っぽい感じのものが、 好きなのかもしれないですね。
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