日記
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2001年09月24日(月) いちごオレ × 人生初のブックオフ


教習所へ向かうバスの中
ガラスを通してなまぬるくまとわりつく紫外線と
それが肌を浸食してくる感覚があまりにも弱いので
ああ、やはりもう夏は完全に終わったのだなぁと思う。

ちなみに紫外線に感覚は無いけれどこれは気分の問題です。

外に出れば
日差しはとても暖かいけれど 空気は冷めていた。


きちんと運転して きちんとハンコもらって


今日は祭日で帰りのバスは混んでいたので
なんとなく最寄駅まで15分の道程を歩いた。
ローソンでいちごオレを買って、
歩きながら飲んだ。
お行儀が悪いですね。普段はあまりこんな事しません。
紫外線はやはりなまぬるくまとわりついていたけれど
いちごオレの冷たさが心地良かった。



心地良かったので何となくそのまま
駅前のブックオフに入ってぐるぐるしていた。
私は、『新しい本』が好きなので、 (←大概みんなそーだろうけど。)
古本屋を利用した事は一度もありません。
(その前に、滅多に本読まないんだけど・・・。)
でも、なかなか品揃えが良くて、前から読みたかった本もあったし、
何より安さに感心しました。買わなかったけど。





そういえば、
今年の春頃、
北海道の何処かの町で、
犬や猫の連続惨殺事件が起こったと思うのだけれど、
(耳を切り取ったり、内臓を出したり、ぶら下げたり、
 信じられないほど残酷な殺され方をしていたのだ。)
犯人は捕まったのだろうか。
ふと思い出して、凄く凄く気になった。


あのね、信じられない事に、
他人様の犬や猫を殺しても、
「器物破損」っていう罪にしかならないんですって。
「器物破損」だよ?!モノ扱いかよ!!
ペットを飼ったことがある人は解ると思うけど、
ペットは大事な大事な家族の一員なんだよね。
時には、人間の子供以上にペットに愛情を注ぐ人もいる位・・・・。
(まぁそれはいきすぎだけど。)

器物破損なんかじゃない。
そんな罪じゃ甘すぎる。
もっと厳しい罪を与えてもいいと思う。
ペットの為に少し法律を作り変える必要があるのでは?
(勿論そんな問題ではないのだけど。それで解決するわけではないのだ。)

でも、
じゃあノライヌ・ノラネコには何してもいーのか、なんて
思う人間も絶対いるんだろうね。
悲しいね。
悲しい。






友人との待ち合わせ場所に向かう電車の中
中学生3人組の会話

「オレも〜生きてたくねェ。早く誰か殺してくんないかな〜。」
「戦争ガンガンやって全部ぶっ壊しちゃってくれねーかな。」
「マジで生きててもろくな事ねえよな。」


容姿から客観的に判断して、とりあえず
”受験戦争に追われて心身ともにボロボロ”という状態には見受けられなかった
何処にでもいるような、普通の茶髪だったりツンツン立ててる男子中学生。


まぁこの年代の多くの人間は
”生きていたくない”という感情に支配される時期があるように思う。
だから特別な事ではない。
人生には楽しい事より苦しい事の方がずっとずっと多いって事を
それなりに納得して
歩いていけるようになるにはもう少し時間が必要なだけだ。


その場に居合わせた所謂”大人”の中で
彼等の言葉に反応していたのは私だけだったように見えた。
死んだ魚のような目をしているたくさんの大人は、
(きっと私もそんな風に見えるのだろうけれどね。)
化粧直しや携帯メールやオバサン同士の会話やとにかくそれぞれ忙しそうだった。
居眠りしてたサラリーマンは大音量の着メロ”氷川きよし”で起こされ
おもむろに何か大声でまくし立て始めていた。
電車の中で携帯の着メロを高らかに鳴り響かせて平気な顔をしているのは
いつも”大人”だ。バイブにするか電源切っとけよ。
とにかくそんな社会だから「今の若者は・・・云々」という類の議論は最初から
間違っている。大人が腐ってるんだもの子供が真っ直ぐ育つわけないだろ。


しかし、
全ての責任を「社会」に押し付け(つまり親とか教師とか学校とか)
傍若無人に振舞う若者というのも当たり前の顔をして存在し、
それはそれで思いっきり間違ってるけど・・・・・。 多分。




視野の狭い私は、
視野の狭いごくありきたりの事を思いながら電車を降りた。




ちなみに、世の中には”素敵な大人”もたくさんいます。
でも自分が素敵な大人になれる自信は今の所全く無いですね。





今日はご機嫌だ。
シズラーのサラダバーで野菜をたくさん食べたから。
サラダバーは偉い。
サラダバーがあるレストランは偉い。
中途半端に高級なレストランより、
サラダバーがある普通のファミレスの方が私の中では位が高い。
多分。




友人宅の近所にあるマイカル系スーパーは、
10日前の民事再生法申請後4〜5日間、商品の入荷が止まってしまっていて
かなり大変だったようだ。
商品が無くなってしまった、デザートの棚や2Lペットのお茶の棚には、
在庫が余っていただろうと思われる大量のパックジュースや2Lペットの水 が
無理矢理ずらずら〜〜っと並べられていてとても虚しい光景だったそうだ。
私も見たかった。
きっと社員も必死だったんだろうね。何だか可哀想だね。
頑張れマイカル。





TVで、アメリカの
スタンディングオベーション  を観て吐き気がしたのは

きっと私だけじゃないだろう。
(だってぇ〜〜、あれって要するにアメリカ代表の自慰行為、に
 見えるんですけど。みんなキモチ良さそうだしさっ。)
でも支持率90%なんだってさ。
戦争を正義だと正当化させる人間なんか大嫌い。






それでも  こんな世界でも

こころのどこかで

 
『人間』 の 『本質』 は 『善』 であると


信じたい  私は

大馬鹿者でしょうか?


yuri |MAIL

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