日記
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2001年08月05日(日) |
「むかつく」 ことは たくさんありますか? |
わたしは、ほとんどない。
「むかつく」という言葉自体が、今は大嫌い。
「むかついて」ばかりの人も、嫌いだ。
「むかつく」っていう感情は 醜くて。苦しくて。汚くて。 吐き出した瞬間自分が苦しくなる気がしませんか??
「むかつく」
口癖のように毎日毎日繰り返していた気がする そんな頃もあった 遠い遠い昔?
バカな親 バカな教師 バカな女 バカな男 私を苛立たせる全てのものへ
そしてそんな自分に一番「むかつい」て いたんだろう。
「むかつく」っていうのは やつあたり そしてそんな感情は自分自身に跳ね返って来る
何でこんな事書いてるのかって、 自分でも良く解らないけれど、 今、「むかつく」という言葉を使う人と 遭遇すると、 ドキッとする。
その感情を書き記しておきたくて。
中2〜高2の頃の私が 多分一番 常に苛立って いたんだろうきっと 憤りを 抑え切れずに
穏やかに生きたいと 願うようになって 最初はあまり 上手くいかなかったけれど 少しずつ 少しずつ コントロール出来るようになってきて
一人暮らしを始めてからはもう 大きな大きな解放感が私の心を和らげた 無理はしなくて良かった
「むかつく」という言葉はもう 私には必要なかった。 無理に使おうと思っても、使い方が解らない。
「むかつく」っていうのは、 全てを人のせいにしているような言葉だと思う。 上手くいかない事、全て人に押し付けようとする感情だと思う。 だからきっと、そんな言葉を吐いてしまった時の自分自身が どうしようもなく嫌でたまらなくなるのだろう。
今でもたまに 心に生まれる時はあるよ ニュースで いたましい事件を見た時 やるせなさと共に 似たような感情が。 あと、並んでいる時、割り込まれるとか(笑) 大概、いい歳した大人なんですよね。そーゆーのって。 呆れるね。 そう。むかつく、よりも 呆れる、と言う感情のほうが強い。 そういう場合の「むかつき(?)」は、 別に自分を責めたりはしてきません。 一瞬の感情だから、そのまま捨てられるから、楽です。
上手く行かない事があっても、 合わないな、と感じる相手であっても、 別に苦労も無く「受け入れて」しまえるようになったのだと思う。 大人になった、って事なんだろうね。 昔があまりにも、子供過ぎたんだろうね。
そう、大人になるにつれて 「嫌いな人」 がとても少なくなって、代わりに 「どうでもいい人」 の割合が凄く増えた。
説明するのが非常に難しいのだけれど、 とにかくそういう風になった。 無関心になった、という事も言えると思う。 しかしそれ以上に、
合わないもの、違うもの、そういうものを 受け入れられるようになったって事なんだろう。 例えば、私にとって受け入れ難い何か、を持っている人に対しても、 その人の好きなところ、ちゃんと見つけて、 表面上は上手に付き合っていく、そんな事が出来るようになったんだろう。 そんな当たり前の事が。
それでも私はやっぱり自己中。 前回の日記、読み返してみた。 やさしくないよね、私。 「こういうひとは嫌い」って、はっきり書いているこれも私。 こういう部分が、完全に無くなるって事は、絶対に有り得ない。 只、普段表に出す事は無くても。 だってこれも私の一部分なんだもの。 好き嫌いの激しさは、やっぱり健在で。 でも、昔と違うのは、嫌いでもそれが全てじゃないって解っている事。 一応、そのつもり。
腕の湿疹は、殆ど消えてきました。 完治するには、あと1〜2日かかりそうだけれど。 う〜ん、藪医者じゃなかったのね。良かった良かった♪
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