日記
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2001年07月20日(金) |
どうしようもないこと |
人に優しくありたいと思っていても
常に穏やかでありたいと思っていても
全て理想通りに生きられる器用さは無くて。
時折他人を傷付けてしまいそうな衝動に駆られて。
抑え付けるだけの強さくらいは持ち合わせているつもりでも。
表面上の優しさなんて結局偽善でしかないし。 穏やかに笑っていても心の中では小さな棘が。私を刺す。
その痛みで自分を誤魔化して。 他人の痛みから逃げてるだけなんだろう。
昔、ある人に聞かれた。
「生きていると、苦しくて辛い事ばっかりなのに どうして生きていかなきゃいけないのか。」
私は、こう答えた。
「生きるって事それ自体が、苦しくて辛い事なんだと思うよ。 でも、その中に時々幸せな事が起こるから、人は生きていられる。 生きるって事は、幸せになろうと努力して行くって事。」
これって、答えになっているんだろうか。 なっていない気がするな。 今だったら、どう答えるだろう。 きっと何も答えなど・・・・・。
そう、表面上の優しさでなら、気休めの言葉ならいくらでも吐き出せるさ。
結局私はどこまでも傲慢で。 自分中心に物事を考える事しか出来なくて。
明日になればまた優しく穏やかであろうとするのだろう。 そして、そんな自分がきっと好きだったりするのだろう。 醜いな。
こうして「醜い」と自分を否定する事で、 結局自分自身を守ろうとしている所がどうしようもない。
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