英国人の彼女 6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。
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昨日の晩ご飯は、前菜にアスパラガスのマスタードソース和え、メインはポークステーキとペンネのゴルゴンゾーラソースの予定でした。
仕事の後で職場までダーリン(仮名)に迎えに来て貰い、一緒に食材のお買い物をしました。行くのはいつも、わが国唯一の外資系(といってもギリシャ系だけど)スーパーマーケット。品揃えが豊富なわけでも、品質がいいわけでもありませんが、肉がちゃんとパックになって売っているところも、野菜を洗ってから売っているところもこの店だけで、他に選択肢がないのです。他の店では、牛肉とか牛が全身で天井からつり下がってますし。つり下がってるだけなら別にいいけれど、そこにハエがみっちりたかっていますし。さすがに購入意欲が湧きません。
豚肉やチーズを買って、週末にお絵かきして遊ぼうと水彩絵の具と絵筆も買って、家路に着き、白ワインで喉を潤してから料理に取りかかったのですが。
豚肉腐ってるし。
ゴルゴンゾーラもビックリするほどまずいし。
めっちゃむかつく。
しょうがないから、ペンネの方は、冷蔵庫にあったロックフォールを代用してロックフォールとクルミのクリームパスタ(ちょっととろみがなさすぎだったけれど)に変更。ポークステーキの方は、豚肉がないことにはどうしようもないので、却下。代わりに人参とインゲンをベーコンでくるくる巻いておきました。日本でいえば、お弁当のおかずの定番だと思いますが、イギリスではあまり見掛けないのか、けっこうこれもおいしいねえ(ちょっと物足りないけど)、とわりと幸せそうに食べてくれたので良かったです。
それにしても、この店・・・。競争相手がいないから、むちゃくちゃ高い値段を付けているくせに、まともな食材も売れないなんてどういうことよ。しかも、どんなにむかついてもここしか買い物ができるところがないのが、さらに腹立たしいわ。
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