+女 MEIKI 息+
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到底、カッコイイ別れのシーンなんてあるはずもなく。 泣かないように我慢をすれば、それは歪んだ笑顔になってみたり、ただ無口にその時を待ってみたりで、想像してたものとはかけ離れたカッコワルサがそこにあったりする。 過行く電車をホームの端まで追いかけて、走り去る彼女に向けて掲げた花は、花売りから買ったけどベニスの運河に流してしまった想い出のくちなしの花だったよね、旅情。 ありゃ映画だからカッコイイのであって、実際にそんなことあるはずもなく。鼻垂れて、赤い目をしたオンナがホームに立ってるなって見られたもんじゃないのが現実。 そんなもんだよ。 乗降で人の溢れかえる夕方のホームの端まで俯きながら歩いて行って、喫煙所で煙草を咥えていると、無機質な顔をした人たちが家路を急いでいるのが霞んで見える。唇に残る感覚を思い出しながら二本目の煙草に火を点けた頃には、その流れにわたしも乗らなければと思い始めて、やっと顔をあげて家路に向かう。 それでも、カッコワルイのもまんざら捨てたもんじゃないって言ってくれる?
卒業、おめでと。 わたしの卒業式のイメージは、底冷えする体育館での長い祝辞と、最後まで歌詞が覚えられなかった仰げば尊し。 あはんこそわれ〜めぇ♪歌いきって遊んでるようなガキでも卒業して大人料金を払うようになちゃうもんなんです。こんなんだけど。みんなは、どうぞ後に続かないように頑張りたまえ!
一日中落ち着かない日、そんな状況も一言二言で元気になれる。 人の言葉で自分の存在を確かめてたりするけれど、9点。
時期はずれだろうが、アイスクリームは年中食べたい。出来たら好物に塗ってもみたりして。
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