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2003年06月14日(土) 偶然なんて、そんなもん


 気になる人が『最近では、古代中国の歴史と平安和歌、とくに百人一首には興味があるね』と言ったからって、まるで女学生のように「どれどれ、自分も…」と挑もうとしたのが間違いだった。
 そんなものに興味を示そうものなら『だけど、今読んでるのは民俗学の小松和彦教授の「悪霊論」』だと、続いてしまうじゃないの。
 はぁ、枕にするには硬すぎる本。


 わたしの大好きな某お姉さまったら、相変わらずの『すっとこどっこいな日々』が続いているようで、とても微笑ましい。なんたってほら、某性年を好青年とまでも言い切ってしまう可憐な女性からの素敵メッセージを受けて考えてもみれば、その勘違いがそのまま適応されるってことで…ねえ。



 どこに居てもあなたに逢えるかもしれない偶然を思って、ときめいていたのよ。
 あのショールームの近くに行けば、もしかしたら逢えるのかもしれないと、緊張しながらも期待してたのよ。もしも逢えた時に、座り皺の目立つスカートだったりしたら、爪のマニュキュアが剥げてたりしたら、たった今、化粧したてのような雰囲気だったら、そう考えると最寄の駅にさえ近づくのを躊躇ってたぐらいに。

 そんなふうに思ってたのに

 Gパンにサンダル履いて、ヒールの高さにタクシーから降りるときによろめいて、チンピラまがいの男の腕借りて降り立ったときに逢ってしまうなんて。

 偶然なんて、そんなもん。





 冷房つけるにゃ、未だ早い?



香月七虹 |HomePage