あ い の う た 。



2008年03月23日(日)  溢れるもの


何も 変わらないようで

やっぱり 少しずつ

変わっているのを感じます。





電話を切ったあと、

いつも 泣きたくなるのは

どうしてかな。





これで よかった の

って 毎晩 眠りにつく前に おもう。

あれだけ 足早に過ぎていた時間も

なんだか、止まってしまったみたいにゆっくりで。

指折り数えても、過ぎた日は片手に収まるのに

随分、時間が経ったような気がする。






うそじゃない

うそじゃない けど。





終話ボタンを押して

溢れそうになるのは。

ほんとは 涙じゃなくて 後悔でもなくて





そんなんじゃ なくて。





デジカメのデータを整理してたら

最後にあの部屋で過ごしたときの写真が。

そういえば、こんなの撮ったなぁ って

思い出した。

3月2日。





あぁ このふたり しあわせそう。





って なんだか あったかくなって かなしくなって

でも やっぱり苦しいよ。





ぜんぶ、ぜんぶ。





戻りたいようで

戻りたくないようで

振り返らずに振り切ろうとして

立ち止まる。





まだ あなたの腕を振り切る自信がないのならば

会ってはいけない、と

分かっていながら

自信がないまま きっと 会いに行くのでしょう。





同じ道を歩き出した、あの日より 前に。

戻ってしまえば

この1年で重ねてきた時間が

一瞬にして陳腐なものになってしまう。





そんなのは

かなしすぎる。





かなしすぎるのに。



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