雪が解け出して芝生の草も見えてきていたが、今日の雨ですっかり解けてしまった。
来週はクリスマスがあって、サンタに手紙を送る子供もいるらしいが、1920年代に新聞にサンタへの手紙が掲載された記事を読んだ。それによると、その当時の10歳ぐらいの子供が、サンタにほしいものなどを書いていた。その子供はもし生きていたら90代だ。 1930年代のものもあって、漫画本の主人公が着ているような帽子や服がほしいとねだっている子供の手紙があった。ネジャーティはその漫画本を知っていて、子供時代の漫画本の話になった。
私は漫画はテレビで見るのが主だったので、持っている漫画本は少ない。初めて持った漫画本というのは、実はこの前うちに遊びにきたいかさんが誕生日にくれたもので、今は実家に置いてある。それで自分でシリーズで集めた漫画本が2種類あって、1つは新聞の4コマ漫画を集めたもので、1巻から24巻ぐらいまで持っていると思う。不覚にも同じものを一度買ってしまったことがあり、同じ巻が2冊ある。
もう一つは、手塚治虫の漫画だ。江戸時代の医師の話(しかも、医師だったご先祖の話をもとにしたもの)で、アメリカに来る前に神戸でアルバイトをしている時に、漫画本専門店で見つけたもので、これを何冊か買って読んだことがある。
アメリカでは漫画本は極端に少なくて、日本のものも入ってきたりするが、日本人は文章でも「読む」というよりは漢字を「見て」理解するので、本の上でも視覚に訴えるものの方が受けやすいのかもしれない。それは漫画に限らなくて、アメリカでは旅行の本にしても、料理の本にしても文章がほとんどで、日本人の私としては、料理の本では、どう作るかというのはどうでもいいから、少なくても出来上がりの料理を写真で見せてほしい、とよく思う。
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