オクラホマ・スティルウォーターから

2003年12月15日(月) 点数稼ぎ

 昨日、例のごとく私一人、みんなより早く起きて自分の時間を作り、インターネットを開いたら、飛び込んできたのは、フセインが拘束されたというニュース。そのニュースを読んだ後はメールを読んだり、2人が起きてくるのでご飯の用意をしたり、と忙しさで忘れてしまった。そして、買い物に行った時にふと思い出し、「そういえば、フセインが拘束されたんだって」とネジャーティに言って、びっくりさせた。

 ニュースを読んだ時に、とうとう見つかったかという感想の次に思ったことは、もう少し早く見つかれば、大使館の日本人のお二方が亡くならずに済んだのではないか、また、お二方はきっとこのニュースを直接聞きたかっただろうなあということ。そして、MSNのHPでブッシュの写真を見た時に、ブッシュは来年の大統領選挙を前に、うまい具合に点数稼ぎをしたなぁということ。

 今後の動向が注目されるところだが、独裁者の末路はあわれなものと、相場が決まっている。一番印象にあるのは、ルーマニアの独裁者で、銃殺刑にあったチャウシェスクだ。独裁者ほど、自分の身がかわいく、欲のためなら他人の犠牲は何とも思っている人間はいない。たった一人の人間のために、人々やその国が左右されるなんて、もし自分の国がそうだと考えると、真っ平ごめんだ。今の時代の人間には受け入れられない。


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