2003年12月03日(水) |
トルコのデザート、ヘルバ(helva) |
ネジャーティが学校からデザートを持って帰ってきた。研究室に今学期から来ているバングラディッシュの人に女の子が2、3ヶ月前かに生まれて、私たちも服を贈ったのだが、研究室のみんなでベビーカーを買って贈ったらしい。今日はそのお礼に、というのでケーキと、奥さんが作ったと思われるバングラディッシュのデザート・アルバを学校に持ってきたらしい。
それはトルコではヘルバというもので、小麦粉を粗く挽いたサモリナという粉を使ったお菓子だ。それで、トルコにもあるよ、というと、スリランカやセルビア出身の学生も、アルバという同じものやよく似たお菓子がある、というので、おそらく広い範囲で共通したお菓子らしい。特に、旧ユーゴスラビアはオスマントルコの領土になったこともあるので、オスマントルコの遺産が多く残っているので、食べ物も然りだろう。
食べた感想は、素朴な味で、おそらく、材料の一つであるセモリナ粉の味というか匂いがして、異国のお菓子という感じだ。
それで、こういうお菓子を見ると懐かしいんじゃないの、というと、苦い思い出しかない、という。その思い出だけでなくて、子供の時にあったことを話すと、出てくる、出てくる。男の子はこういうもんなんやろうなあ、といくつかの話も聞いてる途中からなんとなく何が起こったか想像できて大笑いしてしまった。
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