2003年11月21日(金) |
イスタンブールでの爆発 |
<爆発> いろんな方からお見舞いの言葉をいただき、ありがとうございます。ネジャーティのところはイスタンブールより離れた町なので大丈夫です。
・・・・・とはいっても、爆発に巻き込まれた人にはお気の毒としかいいようがなく、ネジャーティが得た情報によると、爆発で亡くなったイギリスの総領事は建物の前でくつを磨いてたそうで、近所のお店のおじさんにお茶を(トルコの場合はチャイという紅茶のことだが)飲まないかと誘われたらしいが、忙しいからといって建物に入った5分後に爆発が起きて亡くなったらしい。
それとか、総領事館の前にあるオフィスでは、ある女性の机が窓に面していたらしいが、鉛筆を取りにオフィスから出た時に爆発があって、オフィスに帰ってきたら爆風でめちゃくちゃだったから、その女性は、筆記具を忘れたことで命拾いをしたとか、いろいろな話があるらしい。
<ラマダン> トルコはちょうどラマダンが終わるころで、ネジャーティはトルコにいた時は、高校ぐらいまでラマダンを守っていたらしいが、大学に入ったぐらいからやめたらいしく、アメリカに来てからも堂々と(?)やっていない。 とにかく日の出ている間は食べてはいけないことになっていて、飲むのはどうなのか聞かれたが、ネジャーティがラマダンをしていないので、申し訳なくも答えられなかった。でも飲まないんだったかなあ。
ニューハンプシャーにいた時に、近所に住んでいたトルコ人カップルの主人の名前が「ラマザン」だった。ラマザンというのはトルコ語でラマダンの意味だ。そして、苗字が「ティリヤキ」だった。よく「てりやき」と茶化されるそうなのだが、どんな意味か聞いたら、常用とか常用者(英語ではaddictとか addiction)という意味で、ラマザン・ティリヤキって、すごい意味だなあと思ってしまった。
ラマザンはもちろんラマダンをしていて(ややこしいなあ)、当時は冬にラマダンがあったので、どうしていたかというと、朝遅く(昼近くか昼過ぎに)起きて、日の入りを待ってご飯を食べていたらしい。そしたら空腹になることはないでしょ、と笑って言っていた。
それで、確かラマザンがイスタンブールにいるし、他にも知り合いがいるので、大丈夫なの?とネジャーティに聞くと、大丈夫だろう、という。でも、死亡者が発表された時に、ティリヤキという名前の人がいたらしい。同じ苗字の人が何千人といるから本人じゃないだろう、というけど、ちょっと心配だなあ。
|