2003年11月18日(火) |
もしタイムワープしたら |
ネジャーティと水戸黄門のビデオを見ていて、ネジャーティが、「もし3人でこの時代に行ったら、何をする?」と突拍子もないことを言うので、う〜んと考えてしまった。
まず、今の格好では怪しまれるから、着る物から変えないといけないが、ネジャーティが「外国人ってすぐわかるかなあ」というから、着物を着ていたら案外わからないかもしれないよ、と言っておいた。
「公衆衛生が心配だ」というと、今より人は少ないし、ごみごみしていないだろうし、というので、ひらめいたのが、海に行きたいこと。きっとあの時代は海がきれいだったことだろう。私の地元、西宮はヨットハーバーがあったりするが、大阪湾に面していて、あまり海がきれいじゃない。西隣の芦屋は、昭和30年代はまだ泳げたらしいが、私が幼い時にはすでに海は汚くなっていた。西宮は江戸時代でも栄えていたが、芦屋、神戸は漁村だったらしいし、その西の明石は今でも魚の宝庫なので、魚もおいしかったに違いない。
それから思いついたのは、史跡めぐり。明石で思い出したのだが、取り壊されたお城を見ること。実家の周りだけでも、尼崎、明石、篠山にお城があったので、どんなお城だったか見てみたい。今ある大阪城も新しいものなので(中にエレベーターがある)、大阪城とかかな。実家の近くの岩山から、岩が切り出されて大阪城の建築に使われたらしいし、実家からだと大阪のビル街が遠くに見えるぐらいなので、きっとビル街がないと大阪城も見えるかもしれない(でも豆粒ぐらいかな?)。金閣寺も昔の金閣寺を知らないので、どんなものだったか見てみたい。ちなみにうちの父は、焼ける前のもともとの金閣寺を知っている。
当時の関西弁がどんなのかも興味あるかな? 今でも世代によって使い方が違うので、当時でどのぐらい違うのかな。案外通じなかったりして。
「先祖に会ってみるのはどう? それで、代々伝えるものを渡しといて、それを親からもらうの。」 とあれこれアイデアを出してくれる。そういえば、バックトゥー・ザ・フューチャーの映画に、よく似たことがあったなあ。
あとは何だろう。いっそうのこと、東海道五十三次を歩いてみる、とか。でもずっと歩かなあかんもんなあ(途中、七里の渡しはあるが)。富士山はいっしょかな。でも江戸時代の宝永噴火の前の富士山を見てみたい。三島あたりだと噴火口が真正面に見えるのだが、あれがない風景というのはどんな感じかなあ。
「もしタイムワープが一方通行で帰れなかったらどうする?」と、新たな質問が来たが、その時代に暮らしていけるだろうか。今でこそいろんな物に囲まれているが、おそらく感動するのが、全ての物が手作りということだろう。それに人工的なもの、プラスチックとか、ビニール袋とか、そういうものがなくて、すっきりするかな。でも、女性だと困ることがあるなあ。
病気になったら困るかなあ。おそらく現代に生きている一般人の方が、昔の医者よりも病状がよくわかっているかもしれないが、今のような病院の施設がないから、助かるような病気でも、何もできなくて、歯がゆい気持ちになるかもしれない。
ネジャーティはいろいろしてみたいらしい。理系だからきっと平賀源内がしたようなことを考えているんじゃないかな。
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