親知らずを抜いて静かにしていた。夕方はまだ少し麻酔が残っていたが、しゃべられるようにはなっていた。
HさんとMさんがこられて、日本からのものを頂いて、すぐに帰られたが、おしゃべりして気がまぎれた。
ネジャーティが戻ってきた後、頂いたものを開けて食べ始めていた。夕食にはおじやを作ってソファーに座って食べていて、ネジャーティが台所で食べていたが、よく見たら梨奈がHさんから頂いたおつまみのりを食べている。それで、ネジャーティも勝手に開けて食べていたことに気がついた。日本のものは味わって食べたいのに、勝手にむしゃむしゃ食べられたらたまったものではない。
ネジャーティは「日本のものはおいしいよね。お菓子は僕のもの。」とかいいながら、梨奈と食べてるし、私が思うように食べられないことをいいことに(といいつつ私もつまんでいる)、目の前で食べている。
恐るべし、ネジャーティと梨奈。ここでは食べものの争奪戦が繰り広げられている。
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