オクラホマ・スティルウォーターから

2001年01月30日(火) 会話パートナー

 今日から、以前教えていた日本語のクラスの学生の会話パートナーになった。日本名をゆきこさんといって、お母さんが沖縄出身である。ゆきこさんは日本の文部省主催のジェットプログラムに応募していて、審査が通れば、日本の高校で最長2年間、英語を教えることになる。神奈川にも親戚がいるそうで、もし神奈川で教えることになればいいなあといっている。

 もともとクラスでも成績は優秀で、家の中でも習った文を犬を相手に練習するほどの熱心さで、今日から少しでも日本語の会話の練習になればと会話の時間をプライベートで持つことになった。犬よりはいい会話のパートナーになってあげられると思うのだが、今日は一般的な話になり、ほとんど日本語の会話ができなかったので、来週から、ちゃんと日本語で話そうと思う。

 また、今の日本語のクラスでも徐々に難しくなっているようで、文章の単語は分かるのに、1つの文章として意味がつながらないのがあるらしい。それは英語にも当てはまることで、単語はわかるのに、全体の意味がわからないということがある。

 今日のゆきこさんが見せてくれた、わからない文章というのは長い会話の一部でかぎかっこの中の文章である。
 日本語を勉強している、ある外国人のところに宅配便がきて、言った言葉である。

 「すみません、おとなりの長山さんの宅配便ですが、あずかっていただけないでしょうか。」

 日常、よく聞くであろう文章である。ゆきこさんがわからなかった部分は「おとなりの長山さんの宅配便」である。「おとなり」と「長山さん」の間に「の」があって、これがわかりにくかったのと、宅配便の人が見せているであろう荷物を見せているので、主語の「これは」がなかったこと。
 また状況で理解できることもある。きっと日本でこういう状況になればわかると思う。
 
 


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