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★2007年08月15日(水)
『Baby Don't Cry』 安室奈美恵
携帯でピタゴラスイッチのサイトみてたらこんなん作ってくれるから どっかに貼りたかっただけ〜(笑)あきた…とは思ってたんだけど、 めんどくさくて長年放置してていきなりこれかよ。 まぁ、そのうち適当に直すんじゃないかな。なんか読みにくいし。
だいたいキララスイッチちらちらして気になるよね(^_^;) だってー 貼りたかったんだもん。
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『プロヴァンスの贈り物』をみる。
まぁなんつーか、ベタな話です。 都会に住む(ロンドン)仕事人間のやり手証券マンが、 遺産相続の必要があって売却して儲けるためにいやいや幼い頃に 夏休みを過ごした田舎(南フランス)のおじさんの家に行って、 そこで価値観が変わっていくという…
でも私はこれ、とても好き。
ひとによっては出来過ぎでどっこも共感できなくて、あらすじ読めるし ベタでつまんないと思うと思う。それもわかる。でも、表現したかったのは 忘れてしまってた少年の頃の感受性やなんかだと思うのね。
変わり者のおじさんと過ごした夏休みは彼にとって大切なもので、 ちゃんとその原風景が彼の中にあって、彼の中のずっと開かれてなかった 引き出しにそのキラキラしたものがたくさん詰まっていたからああなった のであって、急に自然や人間に感化されただけじゃないのが伝わったの。
大好きなプロヴァンスの景色がとってもきれいで、 テンポのいい恋愛コメディは気持ちよくゆっくりのんびり気分になって、 ワイン畑のおじちゃんの着古したマルセイユのゲームシャツにニヤニヤして
おいしいワインを飲んで、キスしたくなる、そんな映画です。 相変わらず単純。
この間の『サイドカーに犬』でも力説したけれど、やっぱり夏休みや 放課後をどれだけムダに素敵に過ごしたかはすごく大事だなと思うのです。
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中学の卒業文集かなんかに、「私、後悔しないことにしてるの」 って言える生き方をしたい、とかなんとか書いた私は、 ずぅっと後悔と反省は違うものだし、自分自身が極限まで考えて 出した答えや行動ならば後悔することはないと思っていきている。 しかもそこに最近、あんまり反省するのやめよう、とか思っちゃったしw
まぁでもそんな私でもこの日記にも時々は「後悔」という言葉が出て来る。 前も書いた気がするけれど、後悔するパターンはたいてい決まっている。 自分自身で考えないで、大事なことを人任せにしてしまった時。 ひとに依存してしまった時。 数少ない後悔の代償はいつもとても大きい。
今日は総じていい日だった。 朝っぱ(5時半)から軍歌みたいな曲が大音量で響いて起こされたことと もうひとつ、あることをのぞいて。 この気候なのに、素敵なことばかりだったのに、芯から寒くなった。
そして私は、自分がとても後悔していることに気が付いた。 違うな。その瞬間、過去の自分の行動を本当に後悔したんだ。 その時には気付けなかった。今だからはっきりわかること。 ううん、でも本当は、あの時にもうわかっていたこと。
ちゃんと自分で決めて行動しても依存しなくても、後悔ってあるんだな。
この間、安彦良和さんの原画展をみにいった。 前にこのニッキに最近読んだまんがに出て来た台詞って書いたコレ
『ボクのは人を信じていたなんていうんじゃない ただ自分勝手に 都合よく他人(ひと)を解釈していたにすぎないんだ だから裏切られたわけじゃない ボクが バカだったんだよな』
安彦さんのまんがだわ、そういえば。 ゆうべみた映画には
『理解なんてものは願望に基づくものだ』
なんて台詞が出て来た。
そういうのがひっかかって停滞するこの頃の私は、 心が捻挫しているせいなのか、多分ちょっと心が閉じているみたいで 何かきかれても、ちっとも言葉がでてこない。説明ができない。 ちょっと先の予定とかも考えられないみたいになっている。 ごめん、多分今かなりダメ人間だ。頭空っぽなんだ。(いつもか?w)
映画や音楽や本のお話はできるんだけどね。 自分自身のこととなると、本当に言葉が出てこない。 だから、きかれても何も答えられなくて自分でももどかしいんだ。 むしろもっと激しい感情があったらよかったんだけどなぁ。
でもまぁ、大丈夫。 ここまで大人になってこの頃判ってきたんだけど、 昔きいた4倍の法則って、割と正しいかも知れない。
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あるひとに貸したいと思った本があって、 私にとってすごく特別で大好きな本で、 貸そうと思ったら手元になくて、あぁそういえば、と 前に貸した友達にどうしたーってきいてみる。
それでその友達はその本のことを思い出してくれて 今日とってもうれしいメールが届く。
きらがこの小説を好きって気持ちがわかったって 読み終わってすぐメールしたくなったって 貸したことを感謝してくれて 今日はきっと夕焼けがキレイだ☆ って書いてくれてて、本当に、うれしくて胸が詰まる。
欲しかったのは、こうして気持ちが通じ合うこと。 言葉にできなくても、分かち合えたと確信できる感じ。 凍った心に、温かいもの流れていく。
そのメールと前後して、他の友人から今日の夕陽写メが届く。
バカでも願望でも幻想でも、いいや。
そうも思う。
私は分かち合って生きていきたい。
でもそのためには、もっと強くならなくちゃ。
今の私じゃとってもムリ。
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そしてまた同時進行で、めんどくさい私ってやだなーと思っている。 笑ってる私の方が好き。
暑いしなー。
海とか行きてぇなぁとか思ってたら なんだか見透かしたように誘ってくれたんだけど、結局応えられず。 ごめん、予想外だった。
もう盆になっちゃったしな。 今年はあつみにも行けそうにないし。
明日お出掛けついでに少し早く出て海までいっちゃおっかな。
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