2006年02月27日(月)
 『motto』 JUDY AND MARY

先週末は、とても楽しみにしていた大会でした。

チームとは呼べない、監督もいないあるTシャツに一目惚れした
企画モノ球蹴り集団「科学特捜隊」は、デビュー大会で3位☆

私はコンデション不良なのに、競馬でいったら入れ込み過ぎと書かれて
しまうような気負った状態で、そりゃあひどい出来でした。
一般紙だったら4.5、敬愛する後藤さんなら4.0しかくれないな。
寸評も冷たく「持ち味だせず」みたいな。あーあ。


わがままなくせにへんなところで気ぃ使いぃという
私の気質がそのままプレーにも出てしまいました。

今後も続けるならこれは大きな課題で壁だなぁ。。。
私がバランス取ったり底にいたってちぃとも役に立たないし怖くない。
味方と連動して降りて来れるようになってきたけれど
今度はその後効果的に上がっていけない。ううむ。


でも収穫もありました。

私、初めてサポーターのありがたさってのを体感した。


私はいつもスタンドにいて、愛するチームに声援や拍手を送る。
よいプレーにはおもいきり拍手して、よくないプレーには怒って
そうすることしかできないし、どこかで、まぁ応援なんてある意味
自己満足だし、と客観視している自分がいる。

もちろんそうすることによって選手のポテンシャルやモチベーションを
引き出せる可能性を信じて、私はそこにいるのだけれど。
いやどっちかっていうとそうせずにはいられなくてそこにいるのか(笑)

まぁなんにしても、それがどんな風に選手の力になるのかは
私自身には全くわかりようもないことだった。


基本的にフットサルに関して、私はイマイチ自信が持てないままだ。
過去の自分に比べたら、そりゃずいぶんとうまくなってるけれど
でも、やりたいことは依然としてできないし、理想とはかけ離れてるし
自由を愛するくせに自由にとまどう私は1対1がとても苦手だ。

だいたいドリブル自体できないんだ。
とても目の前の相手を自分が抜けるとは思えない。

(勢いそのままでシュート打っちゃうとか、なぜか背負っている状態で
 反転してシュートまでいくのはイメージできる(笑))

イメージさえできないことが実際にできる訳もなく、
それこそ「やってみよう」とさえ思わずに球蹴りしてた。
ドリブルだって、よっぽどどフリーで他に選択肢のない状態じゃ
なきゃやんないもん、私。(堂々とする話ではないが)


それがですね、センター超えたとこの左ライン際でポンっと
私んとこにボール来ちゃったんですよ。

ゴールの方を向く。

パスを出すべき味方はいない。

シュートを打つには遠すぎる。


どぉしよう…


仕方がないのでドリブルしてみる。
私の方に、唯一後ろに残っていた敵が寄って来る。

その時、後ろからすごくハッキリ声が聞こえた。


勝負!!!



瞬間あんま何も考えてませんでした。
ただ間違いなくその声に背中を押されて私は真正面から突っかかった。


……


もちろん、やっぱり抜けなかったさ(笑)


いやー振り返ればもっとやりようにあった気がする。
なにせ右方向にはあんな広大なスペースがあったのだし。
それでも、あそこで勝負してファール貰ったのは、
私にとっては記念すべき出来事なんだよ。

勝負してみた、この私が。すげー。
もしかしてやってみりゃできんじゃねーの?(笑)


あの瞬間に私を動かしたものこそが
サポーターの力なんだと思いました。

ここでいかなきゃオンナがすたるって感じ。


わかる?(笑)



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