2006年02月25日(土)
 『さすらい』 奥田民生

まぁ、酒の席での話だしなー…とは思う。


大昔のお笑いネタじゃなくて、私は素で『社交辞令を許さない』を
やってしまう。今度飲みにいこうね、と言われれば、うん、いつにする?
と、普通に日程を合わせようと思うし、それが社交辞令で言ってるんでも
わからない。ちゃんと意志を伝えてくれないとわからない。


一般論、というのはわかる。
自分の意志を伝えるのと一般論で返答するのは別のものだ。
一般論に意志はないから、そこに約束は生まれない。


でも、社交辞令とか話合わせてるだけかとか

例えば、気持ちはあるのに本当に都合が合わないのか
体よく断る為に嘘をついているのか

世間のひとはそれは嘘じゃなくて思いやりだと言うかも知れないけれど、
本当の気持ちを伝えてくれないことの方が嫌だし、私にはそれは嘘だ。

そして私には見分けられないから、
何を考えてるのかわからなくて、怖くなる。
でもきっと、こういう種類のひとには私の直情さの方が怖いんだろうな。


普通何となくわかるでしょ?

いや、わからんて、ほんとに。


飲みにいこうって言われたら、そうか、いつにする?って思うよ(笑)
私は一緒に飲みたくないひとに飲みにいこうって誘ったりしないし、
じゃあ今度メールするねって言われれば、メールを待つさ。


んー
んー
んー


なんだかいつも言葉をそのまま信じて悲しい気持ちになってるなぁ。
なんだかいつでも、雲の形みたいなもんをひとりでまにうけて傷付いてる。
だからといって、本当のところはどうなんだろうって疑ってかかるのは
性に合わないし。みんな本当の気持ちだけを伝えてくれればいいのにな。
そして、気付いてあげられなくて私が悪かったのかなぁと沈む。


あいまいなままだったら、世間の社交辞令は私にとっては約束だよ。



あぁでも、何も言わない、というのも微妙だ。

例えばそれが間違いであったなら、終わってからじゃなく
気が付いた時にそれは違うだろって言ってくれればよかったのに…
みたいなん多い…何も言われないとそれでいいのかと思ってしまう。

あー
うー

……

まぁ、いいや。


仕方ない。
それが、私か。


明日もがんばろ。



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