日々の泡・あるいは魚の寝言

2000年12月03日(日) 体力気力ともに低下…

どうも風邪気味なのも手伝ってか、体力と気力が低下して、ゲラが全然手に着きません。やばやばです。担当編集者の人も、この日記を読んでいるので、今日は申し訳ないから、あんまり長く書かないことにします(涙)。

そんなわたしに追い打ちをかけるように、起きた悪夢の事件!
(以下は気の弱い方及び、お食事中の方は、けっして! 読まないでください)。

夕方のことです。夕べ作った、挽肉とコンビーフのカレーを、今夜、また食べようと思って、牛乳でのばしたんです。でも、ちょっといれすぎちゃったんで、
「カレー粉でもたそうかな?」と、カレー風味の調味料を手にして、ぱっぱっと、ぐつぐつしたきたカレー鍋に入れたところ…。

あやしげな、小さな茶色のつぶつぶが、いくつもてんてんと…。

「このごろつかってなかったから、湿気で固まったのかしらん?」
蓋を開けて、中身をよく見て、目を疑い、再度見直して。

わたしは無言で、しっかりと蓋を閉め直し、流しの上に自分からなるべく離しておきました。そうして、呼吸を整えてのち。
「おかーさん。カレー粉のなかで、虫が湧いてたみたい」

あうあうあう(涙)。
茶色い小さな甲虫がいるじゃないですか?
ほらあの、あの、ポプリなんかによくつくやつですよ!!!
あれが…あれが、カレー風味調味料のなかで、調味料食べて、さなぎになって、羽化して、そして…!!!

ああ、沸騰するカレーの海で、死んで行く虫たちよ。

…カレーですか? 丁寧に、鍋からすくって、捨てました。
今夜はちょうど、生ゴミの日でしたからね。

わたしはどうも、熱が出てきたようで、さっきからいやーな汗をかいています。
虫たちのたたりでしょうか?

しかしどうして、密閉した瓶のなかで、あの虫たちは繁殖できたんでしょう?
というか、どこから入ったんだろう???





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