CORKSCREW Diaries(米国編) |
恋愛に関する文章なんて、 実際に誰かと恋愛しているか、 それとも失恋した後かぐらいじゃないと、 いい文章なんて書けるもんじゃない。 とワタナベくんも言ってる。 本当、そう思う。 今の僕は、誰にも恋をしている訳でもなく、 そういうこともあって、精神的にもすごく安定してる。 恋愛というのは、プラスにもマイナスにも働くもので、 生活が充実して色んなことをやろうというチカラになることもあれば、 上手くいかなければそれは非常に重荷になる。 絶望の果てに何も無くなるような状況の中で文章を書いたならば、 それはきっと心を打つようなものになるんだろう。 表題は、そのワタナベくんの曲中で使われているんだけど、 本当に、僕も同意する訳で、 そりゃあ現実に87歳の人と恋に落ちるのは難しいかもしれないが、 僕の心の飢えを満たしてくれるというのならば、 僕は中学生にでも、40過ぎでも恋をする。 危険な発言かもしれないけど、 でもそれは本当のことであり、 間違ったことじゃない。 以前付きあっていたひとは、 鬼塚ちひろに似た、綺麗で、料理が上手くて、優しくて、真面目で、細い女の子だった。 彼女は鬼塚ちひろを知らなかったし、 アイスランドが何処にあるかも知らなかった。 それでもいいと最初僕は思ったが、 パズルのワンピースがどうしても欠けていた。 たとえ綺麗で料理がうまくて優しくても、 僕がどうしても欲しいそのワンピースが欠けていた。 彼女はきっといい奥さんになるだろう。 女性として素晴らしい人だと思う。 彼女に対する称賛の言葉を探したら数えきれないほど出てくるだろう。 でも最終的には愛せなかった。 今僕はそのパズルのワンピースが何であるか、 大分説明がつけられるようになった。 具体化して説明するのは難しいけど。 椎名林檎は唄ってる。 「あたしはきみのメロディーやその哲学や言葉全てを愛し続けます」 僕はそのメロディーや哲学や言葉が知りたい。 その世界に共感して共有したい。 そう言うふうに思わなければ愛せないだろう。 88歳になっても一緒にライブに行きたいし、 一緒に世界の果てまで旅したいと思う。 僕はそう言う世界を共有できる人に本当に飢えている。 心の底から求めている。 そうやって、一緒に行動したい、 世界を共有したいって心の底から思えるのならば、 たとえきみが87歳でも僕はきみに恋をする。 最後に 一応、昨日付分の日記の続きです。 昨日の日記を読んでから読んでもらったほうがより良いかも知れません。 |