CORKSCREW Diaries(米国編)
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2002年02月20日(水) 2月21日のバラード


時が流れるのは早くて、2月ももう終ろうとしている。
二輪免許を取ろうと決意して受けてる教習も、後半分になろうとしている。
なんとか「実家」に帰る前には検定を終らせたい。
やる気はあっても、取れないのが予約。
こればっかりは何ともならない。

バンプの新作がパンチに欠けるって思ってしまったのは、
たぶん、歌詞の物語性が減ったからかもしれない。
セカンドまでのあの、起承転結がハッキリしたあの物語の唄が、
僕は好きだった。
グングニルもノーヒットノーランもKもリリィも。
聴くと、その情景が浮かび上がる。
吹雪の中を駆け抜ける黒猫。
朝焼けの海へ地図一つで漕ぎだす若者。
それは物語の話なのに、
脳裏に浮かび上がってた。
今回は、ちょっとテーマが身近になったけど、
物語性は希薄になった気がする。
でもまだまだ分かんない。
聴き込まないと分かんない。
ちょっと聴いただけでジャッジメントなんて下せない。
だけど、また新しい物語は、聴きたいって思う。
藤原基夫の作り出す新たな物語を。




最近読んでいるのは司馬遼太郎の「国盗り物語」で、
若き日の斎藤道三の言う事にこんな台詞がある。

人生には目的がある。
目的があってこその人生だと思っている。
生きる意味とは、その目的に向かって進むことだ。
そのために悪が必要なら悪をせよ。
善が必要ならそれを駆使するが良い



だから突き進め。
がむしゃらだっていいし、
どろまみれだっていいし、
血まみれになったっていい、
迷ったっていい、
時には引き返すのだっていい、
人生っつうのは、いつも戦いで、
勝つも負けるもそんなものは人それぞれの価値観に基づいてんだ。
きみがそれでいいって思うんならそれでいいんだよ。
俺は俺でそんで、
この歳になったって、
時には悩んで時には死にたくなったりしてそんでも強がってるけど、
そんでも、生きてんだ。
もう一度、書くぜ、おまじないのようなあのコトバ。
「僕は死ぬように生きていたくはない!」
辛くなったら叫んでやるんだ。






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