ファゴ吹きの日記
ファゴ吹きの日記

2004年09月20日(月) チューバ

文化祭を前にして、準備やら練習やらでバタバタしております。

最近、男子部員たちのMy楽器派が多くなりまして、トロンボーン命だった生徒と、まだ入部して二ヶ月のトランペットの生徒が購入。
で、からかい半分で、チューバの一年に、「買わないの?」と聞いたら、「家が破産して、親に殺されます」とのこと。そりゃそうだ。
金があったって、置き場に困るよなぁ、と思わず笑う。

さて、部活で生徒たちが譜面台隠しを作っている時、私の目の前には二年生のチューバ吹きがいたので、やはり一年と同様の質問を浴びせてみた。

「買わないの?」と。


そうしたら。




























































「親に言えば買ってくれると思う。うちは必要なものだったら、高くても買ってくれるから。でも必要でないものは、安くても買ってくれない……」

という解答を得たので、やはりからかい半分で、

「じゃぁ、うちの楽団に入る? チューバ募集してるよ」と私は言った。






たしかに言ったさ、「買わないの?」と「楽団に入らない?」と。













そして数日後……。



彼は私の元にやってきてこう言った。

「先生、親がチューバ買ってくれるって。だから楽団の見学に行きたい」






本当に?
たぶん楽団にとっては大喜びだろうけど、本当にそれでいいのか?


……チューバ買うお金をポーンと出せるなんて、なんて太っ腹っ……ていうか、本当に必要なものか??と思わず目が点。だって、高いバイオリンならともかく、チューバは置き場所にも困るからねぇ。

ちなみに、彼の兄貴はプロのチューバ奏者。
ということは、もうすでに一本は家にあるわけだ。


本当に二本目買っちゃって良いんですか?


人ごとながら、というか焚きつけた当事者ながら、ちょいと心配です。































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