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diary of teo sylvania

2001年08月16日(木)

悪夢

一昨日の事。

夜中に、ホームページをちょこちょことつついていたら、

突然、ルームメイトの部屋から、うめき声が・・。
彼はぐっすり寝ているはず。しかも、こんな苦しそうなうめき声を立てる事なんてめったにない。

でも、すぐに音は静まる。

寝言かな・・

こっちは、気を取りもどしてぱちぱちとホームページを作成を再開。

また、うめき声が・・。

また、何か押しつぶされそうな感じのうめき声。
まさか、病気にでも・・・。それとも、幽霊でもルームメイトの上に乗っかっていたりして・・。
ははは・・・。それはないな・・。でも、少し心配。

そっと、ルームメイトの部屋のドアまで近づき、側耳を立てる。
すると、うめき声がピタッとやんだ。

ありゃ。

もうすっかり静まってしまったから、いいかとおもい、またパソコンのところに戻る。
と、いやなすぐにルームメイトが部屋から、汗だくだくで疲れきった顔で出て来た。

「悪夢を見た。こわかった・・・。」

と、水をガブガブ飲みはじめた。

「へーどんな、悪夢?」ときくと
と、夢の内容を延々と語りはじめた。

何か学校の最後の授業に風景だったみたい。クラスメイトのみんな、これで最後になると喜んでいた。彼も喜んでいたらしい。
でも、教室の角に一人の女の子だけが、暗い顔をしていた。
彼は、その子になんで暗い顔をしているんだと聞くと、
その子は、「今から、死の国から使者がやってきてみんなをあっちの世界に連れて行くの。喜べないわ」
という。すると、彼も含め、みんな何かにつかまれたかのように、動けなくなりズルズルと引きづられていきはじめたらしい。
でも、ふとあたり改めてみると、彼は自分自身の部屋のベッドの上で寝転がっていた。
体中が動けないのはまだ続いていた。しかも、異様にあたりは真っ暗。ライトを付けたくても、うごけないし、おれを呼ぼうとしても声が出ない。ただ、うめき声だけ。何かが彼の体にのかっている感覚もあったらしい。
そうこうしていると、そっと、おれがルームメイトの側に近づいてきた。いきなり明るくなり体中が自由になり、そこで目が覚めたと。

へー。

それは、それは。おれは夢の中では彼のヒーローだったわけだ・・。
はは・・
不思議な事があるもんだ。

その頃、確かにおれは、ルームメイトの部屋のドアまで近づいたんだけどね。
タイミングも、夢でおれがルームメイトに近づいた頃に当てはまる。
こんなこともあるんだ。
不思議だね。

と、そのことをルームメイトに話したら、
ルームメイトがビックリして、顔を引き攣らせていた。

彼が言うには、ホントの幽霊につかまっていた可能性があると。
今まで、こういう似たような事は何回かあるし、彼自身も少し霊感を持っているらしい。彼はものすごく寒気を感じるらしかった。
彼が言うには、おれは元々幽霊を寄せ付けない何かを持っているらしい。
だから、おれが部屋に近づいたとき、幽霊がそのおれの何かを嫌い、去っていって、彼のからだが動けるようになったいうのが彼の説だそうだ。

その夜、彼は自分の部屋に寝ず、おれの部屋(リビングルーム)のソファで寝ていた。


幽霊がどうのこうのはあまり関心がないが、
おれが女の子に縁がないのは、その何かの力のせいではないのか、と気になってしょうがない。


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hisa(nabe)

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