西方見聞録...マルコ

 

 

うだ・アニマルパーク - 2011年09月19日(月)

 さて、3連休の最終日。1号さんはお友だちとどっかいっちゃうし、あめでおさんは学会発表前でなんかあんまりレジャーへのやる気を見せないので、おKさん@小学校3年生を連れて宇陀の県立アニマルパークに電車とバスを乗り継いで参上しました。

 宇陀、、それはその昔、平治の乱で謀反人となった源義家の愛妾常盤御前が幼い3人の息子とともに、追跡の平家の武将に捕縛された土地でございます。そんでおKさんは保育園の年長組の生活発表会で「牛若丸」の劇に常盤御前役で登場して雪の宇陀で3児とともに捕縛される場面を演じたのでした。

 そんなわけでバスの車窓から見える美しい稲穂をたわわにつけた水田と彼岸花をみながら「アレは雪の日だったねえ、アンタが3人の幼い子とともに平家の武者に捕まったのは」とおKさんに振ってみると「3年も前の話やんか」と返してくれましたが正確にはざっと1000年ほど前の話なわけですな。

 そんでうだアニマルパーク、県立施設なんで入場料無料の大変優れものの施設でした。







 敷地内のヤギ羊に餌をやるのも無料。
 敷地内の様々な場所にあるスタンプ&クイズラリーに答えながら園をめぐると動物の知識も充実します。例えばヤギ羊のおっぱいはいくつか、という問いにヤギ・羊舎では答えねばならないので、おもわずヤギのお乳に熱視線。2つだそうです。











 ポニーの乗馬も出来ます。無料です!







 そんでバターつくり体験と乳搾り体験がセットで出来ます。これはバターの原料代300円がかかりますが。この日交通費以外で財布の紐を解いたのはこの300円だけでした〜。




 ちなみに施設内に飲食施設はないので、お弁当、飲み物は持っていかねばなるまいよ。

 このほか施設内には動物愛護センターがあり、飼いきれなくなった動物を新たな飼い主に譲渡するサービスをしています。期限が来れば安楽死ということもなく期限無しで預かってくれるし、子犬・成犬ともにほぼ引き取り手があるそうです。

 この日は子犬を見せてもらいましたが、いずれも山中で発見された野犬の子どもが譲渡犬として観察可能エリアで戯れていました。譲渡に当たって新飼い主は、犬の飼い方講座や飼い主の適性を愛護センターの職員が家庭訪問をして見極めるということで、なかなか念が入っていました。
 いつも犬を飼いたくてたまらないおKちゃんは、現在その希望をかなえられずにいるわけですが、おKさんが、犬の世話を出来るくらい成長して、まだ犬を飼いたかったら、ココで犬をもらってあげて飼おうかな、とか思いました。

 そういうわけで、うだ・アニマルパーク、なかなかお勧めの「子どもとお出かけスポット」でした。



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