てくてく走る私−伴走者− - 2010年03月05日(金) さて2月の中旬からまた早朝ランを再開している。 大体6時前から30分ほど走るのだけど、原稿締め切り直前の「甘い生活」を終えたばかりのころは3キロとかぬるく走って1週間で、1日5キロくらいまで距離を伸ばして、むふ、いい感じ、と思っていた。ランニング友の会の皆様がハーフマラソンに出たり、東京マラソンにでたり華々しく活躍している話を聞いていたので、コレは私も来年の斑鳩三塔マラソンでは10キロコースくらいいけるかも、と皮算用なんかしたりして。 そしたら、なんとなんと7歳児おKさんが「Kちゃんも一緒に走る〜」と言い出したのである。 おKさんはなんか早起きをしている母が気になって、自身も無駄に早起きして、朝6時半には母と共有の勉強部屋にやってくる。早起きして彼女が何しているかというと、お友だちにお手紙書いたり、新聞の折り込み広告で筒状のものを作ってそれを積み上げて「家作り」をしたり、あと姉用に買い与えた(そして姉はあんまり手をつけなかった)1年生用の問題集を片っ端から解いて我が家の家計における教育投資の費用対効果を5年越しでプラスに持ってくるなんてことをしていた。時々寝ぼけて夜の2時に勉強部屋に行って「おかあちゃんランニングから帰ってこないな〜」とずっと泣きながら待ってた事もある(ちなみに我が家は古い木造家屋でとっても寒い)。母はちゃんとおKさんの隣で寝てたのに、なんでだか「もう朝だからおかあちゃんは走っているはず」と思い込んでたらしい。よくわからない子ども(寝ぼけ)ワールド。 その彼女がついにランニングも一緒にする、というのである。 約束の日、彼女は6時に起きて昨年ソーラン節コンテストに出場したとき買い与えたジャージを着て、そんでもって母と一緒にこの辺を走った。一応足の屈伸とかアキレス腱伸ばしのストレッチだけ一緒にして2回吸って2回吐くという長距離の呼吸法を教えた。そんで朝の斑鳩を走り出す。 、、しかし7歳児ランニング、ゆっくりだ! そこでマルコはロングストライドのようでいて前方向には行かず上方向にぴょんぴょん飛ぶような走り方をしてみる。あ、コレだと歩幅の小さいおKさんとも走れる。しかし1キロを過ぎたあたりでやっぱりおKさんはかなりゆっくりになったので、マルコは50メートルダッシュをして、またおKさんのところにダッシュで戻ってきてというのを繰り返す。これも、ゆっくり走る人と一緒に走るにはいい工夫かも。 まあそんなわけで今週はおKさんを伴走者に少し距離も短くして、3.5キロほど走った。 でもまあゆっくりランになることは否めない。このマルコのランニングの行きつく先は、ハーフマラソンとかフルマラソンとかの世界ではなくて、楽しい老人ウォーキングの世界かもな〜とか思いながら、今日もぬるく走っている。 ...
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