遠くからありがとう。 - 2009年05月09日(土) さて今日は家族うち揃って奈良公園内にある国立奈良博物館の国宝鑑真和上展、に行って来た。唐招提寺の至宝の鑑真和上像は年に数日しか公開されず、今まで上手くタイミングが合わなくて観にいけてなかったのだ。 そんなわけでいつもの奈良公園散策とあわせて今回、ファミリー友の会に入会している奈良国立博詣でをしてきたんである。 国内最古にして最高の人物塑像といわれてる鑑真像、しみじみとよかったです。お弟子さんのもうすぐあちら側に行ってしまわれる最愛の師をこの世にとどめ置こうとする悲しみが切々と伝わってくるようなそんなお姿でした。 鑑真物語は井上靖の「天平の甍」が有名ですが、我が家はこの漫画を愛読しています。普照の涙の出方が劇画っぽくてよいです。 いやいやほんとに長い年月かけて苦難を超えて遠いところを来てくれて、ありがとうございます、と素直に合掌。 お昼ごはんは展示を見る前に博物館地下の葉麩泰夢(ハーフタイム:内舘牧子がこの店名に激怒していた>うるさいよ、奈良はおしゃれしたらいかんのか?)で軽中華。 鑑賞後は博物館の中庭に鶴屋吉信がお茶席を出していたので、お茶ももらっちゃいました。 ...
|
|