西方見聞録...マルコ

 

 

ぽにょ - 2008年09月07日(日)

 ちょっと昔の話ですが、過去日記。

 あめでおさんがいない休日、ちかくの映画館に崖の上のポニョを見に行った。いろいろ評判でお母さんの危険運転とか、台風の日に子ども二人を置いて職場に帰っちゃうお母さんとか、人の子の親が見ると目を覆う、といううわさをあっちこっちで聞いてたので、まあそれはそんなに気にならず、あ〜これがその評判のシーンね。という感じで見ました。

 なんかデボン紀の魚が泳いでるので、危険運転はもうファンタジーってことで気にしないことにしましたよ。(車の運転と縁を切ってしまったので無感覚になってるのかも)

 でもさ、あのラスト怖くなかった?男性なんか恐怖を感じる幕切れのような気がしたんですが、そいう話はあんまり聞かないね。ネタバれなので、少し行間空けます。未見でこれから見る予定の方はここまでにしとくことをお勧めします。

























で、ラスト。
ぽにょはそーすけくんとキスして人間になって話は終了します。
ぽにょはそーすけ君の未来の嫁としてあの家で今後養われるんだよね。そんで男(そーすけ)の心が揺らぐと、海の泡になっちゃうんですよね。ぽにょぱぱはそれを心配するけど観音様なぽにょままは「へーきへーき、どーせ私らもともと海の泡だし」ってさすがもと海の泡、人知を超えた感想を述べます。

、、、じぶんのこころが揺らいだら海の泡になってしまう許婚を5歳のときに得てしまうって、、怖くない?自分がよそ見すると海の泡になるかもしれないカノジョ、、、。考えようによってはホラーだと思うんですけど。(どの程度のよそ見でアウトなのかな?)


 でも波に乗ってそーすけに会いに行くポニョは良かった、人を恋うる心の高まりがとても感動的(感動だけでは愛は一生持続しないとか、そういうことは言うまいよ)。

 あとぽにょぱぱの人生の前半生が気になったので、今度、海底二万里読んでみようかな、と思いました。

 ディティールの描写おもしろかったけど(でも子どもが見たがらなかったら映画館までは行かなかったな、多分)、ラストの「愛と責任」に慄然としながらエンディングテーマのぽーにょぽにょぽにょ♪の唄を聞きました。


...



 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail Home