西方見聞録...マルコ

 

 

世論誘導現場 - 2007年11月10日(土)

 この週末読○新聞の世論調査を受けた。有権者名簿から抽出されたんだそうで、調査員が行くからよろしくねってはがきを金曜に受け取ってたんで、まあつつがなく正味30分ほどの調査を玄関先で受けた。夕方のご飯時間のときのことだ。

 まあ支持政党がどこか?とかそういう基本的な問いから始まって、テロ特措法の延長についてどう思うか3択で聞かれたり、特措法を延長しないと日本の国際的評判はどうなると思うか3択で答えたり、特措法の延長を支持しないなら代替案として適当だと思うのは次の7つのうちのどれか?とか結構突っ込んだことをきかれた。

 そんで小沢さんのこのところの動向がかなり否定的な論調でひとしきり説明されたあと「あなたはこんな党首を信用できるか」YesかNoかで答えよ、と言う設問があった。

 思わず「ずいぶん誘導的な設問ですね。コレは世論調査じゃなくって世論誘導ですか?」とおもわず調査員の顔を見てしまったわ。なんつうのこういう誘導的な質問をして、そんでその結果得られた最初からフィルターのかかった回答を「世の中の意見」として新聞が載せて、その結果を見ながらまた世の中が右往左往するのね。マスコミ世論操作の現場見学って感じがした。

 あめでおさんにこの件を報告すると、(ってか彼の方は隣接する食堂で子どもにご飯を与えながら聞き耳立ててた模様)「ナニきかれても『悪いのはナベツネ』って返答し続ければよろしい」と言う御意見。はああ、、


 この日、上記のような夕方を過ごす前は、午前中から奈良医者に行って、家族でインフルエンザの予防接種打って、そんで興福寺の秘仏公開を見て(友の会なので半額で入場)、そんで春日大社、若草山の下のところ、手向山神社、二月堂とまわって大仏殿まで歩いて、そんで帰ってきた。
 紅葉は爆発寸前だった。


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