西方見聞録...マルコ

 

 

皮膚展 - 2007年11月20日(火)

 板友のAkikoさんとあと某Kさんと3人でランチしてそんでそのあと国立国際美術館の皮膚展に行きました。

 見終わってすぐに、どの展示が面白かったかな〜と思い返して「マーク・クインの皮膚の抜け殻がぽろんと置かれてるの」が表現がデジタル表現とかいろいろ洗練されても所詮人間は生々しい肉体ひきづって生きてるのよ、ってかんじがして面白い、とAkikoさんに申し上げたんですが、一晩寝てみて思い返すとイ・ドンウの「柄」とか印象がじわじわきました。刀なんだけど柄の部分が小さな肌色の人間の体がいっぱい集まって出来ててぎりぎりに縛られてるの。わかる?ぎりぎりに縛られた人間が何も出来ないでそれで刀を支えてる感じがなんか怖いの。

 あと、遠距離恋愛中のカップルのベットが2つ置かれてるmutsugoto2007は、そこからAkikoさんと話し合った遠距離恋愛譚がおもしろかったです。いない相手との間で媒介になるのは架空のSEXではなくって星とか太陽とかなんでないかとか。もちっと精神性のほうを大事にしてくれよ、みたいな。

 えーっとすごくすいてます体験型の展示とか独り占めできて面白かったです。

 しかし作家さんも「皮膚展」ってくくりで展覧会があるとは思わなかっただろうな〜。意表をついた企画展って感じがしました。


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